引越しマニアによる飲み会&番組上映会

NHK BS「熱中スタジアム -引越し-」の方も前編・後編が放映され、全国に恥を晒したところです。

番組収録後に、参加された皆さんから「また皆さんとお会いしたい」という声があり、ひょんなことから幹事を引き受けさせて頂きました。
収録の際に「実はBSが見れないんですよね~」という方も多かったので、それならばと新宿のテレビつき個室のある居酒屋を借りて、プレイヤーを持ち込み、飲み会&番組上映会を行いました。

収録日当日に名刺交換させて頂いた方、その後mixiで交流させて頂いた方などで手分けしたり、タレントの方は事務所を通してメッセージ送ったりして、番組ディレクターの方もあわせて、11名の方が集まって下さった次第です。

飲み会は番組を上映しながら、ディレクターさんの制作裏話や苦労話などを肴にして進みました。

「熱中スタジアム」と言えば毎回テーマを決めてその筋のマニアが集まってもらうわけです。
テーマは「絵本」「空港」「お米」「タワー」「ハイウェイ」「マリン・ダイビング」「ブルース・リー」「恐竜」「お江戸」「奈良」「クリスマス・ソング」「大河ドラマ」....といろいろあるわけです。中には自分も出演したかったテーマもありますし、紹介できる人が何人もいるようなテーマもあります。

そんな中でディレクターさん曰く「とりわけ"引越し"は制作から人選まで大変でした」。

これはとてもうなずけました。
「引越し」というのは、どちらかといえば「モノ」というよりは「現象」。
これだけでも参加者の人選が難しいのに、出演者は「自分の人生を晒す」ことになるわけです。実際「離婚して引越し」をネタにしていた方もいましたし、僕も自分の以前の仕事をトークした上に京都の北山のアパート時代の部屋写真もオンエアされました。

また収録前の下準備が年末の忙しい時にぶつかったこともありました。僕も年末の多忙なときに30問ものアンケートをメール添付され仰天しました。
さらにディレクターさんは「新年になって気が変わってやはり不参加というのがあるんじゃないか?と心配していたそうです。実際、当日になって収録に来なかった方もいたそうです。
そんな中を番組出演された方は、やはり個性的なキャラクターの方が多かったように思います。
それと独立して自分で仕事をされている方の率が異常に高いことも特徴でした。お笑い芸人、ホラー映画監督、芸能プロダクション経営者、不動産屋さん、間取りアドバイザー、シンセサイザーの作曲家、現役ミュージシャン....一方で転勤主婦の引越しをテーマにしたblogを書かれている方もいました。

まあとにかく、出演者30人中、おそらく半分ぐらいは独立して仕事をされている方だったんじゃないかと思います。
もしや、と思ったのは引越し好きな人というのは変化が起きるのが好きだから、結局ひとつところ....これは会社とかもそうですが....に安住しないために、結局独立してしまう、ということなのかもしれません。だからこうやって引越しマニア同士が出会うことも、何か新しいことが起こる予感がしました。

残念だったのは吉本の芸人さんの「たかくら引越しセンター」さんが急遽入ったオーディションで欠席されたこと。
たかくらさんは、お笑い芸人さんなんですが、一方でタレントさんの引越しを沢山されている方、今田耕司さん、バッドボーイズの佐田さん、そして「熱スタ」司会のオリラジの中田さんの引越しもされた方です。
ご本人もギリギリまで来たがっていましたし、楽しみにしていたんですが、残念でした。

参加してくださった皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。