卒業式

昨日、長女が小学校を無事卒業しました。
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前回の記事と一緒ですが、長いような短かいような6年間でした。そう考えると彼女の生まれてからの12年間にも同じような感慨があります。

そう、彼女が3歳になった冬に二人で奈良公園に鹿を見に行ったことを今でも最近のことのように覚えています。鹿せんべいを嬉しそうに与えてゆく彼女の姿は、きっと僕が認知症の老人になっても、絶対忘れないことでしょう。

そして彼女は僕と同じ小学校を31年という時間をへて卒業したわけです。
そんな時間の長さを自分に投影してみたりもします。
卒業 桜
まさに感無量です。

卒業式で僕の娘を含めた沢山の子供たちが泣いていました。

沢山の子供たちは今まで「痛い」とか「悔しい」という純粋な感情の中で泣いていたはずです。いま「別れがさびしい」という新しい感情の中で泣いているわけです。

これって子供たちがちょっと大人になったということではないでしょうか?