ぼやきと猫
いま、こうして記事を書いているPC用の椅子には、我が家の居候野良猫のクーちゃんが丸くなっている。
だから深く座ることもできず、この記事を書いている。
珍しいことに、普段は僕が椅子に座ると逃げ出すのに、今日はずっとこの場所を離れない。
おおかた急激に寒くなったので、僕の人間暖房(人間は400Wの発熱量がある)が、寒さに心地良いのだろう。
「クーちゃん」と話しかけると、
「にゃあ」と言う。
だから話しかけてみる。
「クーちゃん」
「にゃあ」
「経営者ってさぁ」
「にゃあ」
「相談相手はいるけど、最終的には自分で判断して、自分で責任もって行動しなくちゃいけないんだよね」
「にゃあ」
「経験値ということもあるけど、これはすごいプレッシャーなんだぜ」
「にゃあ」
わかってるんだかわかってないんだか、よくわからないけど、クーちゃんに「ランチェスターの法則」やクラウゼヴィッツの「戦争論」を学ぶ意欲がないことだけは確かだ。