富山(8/14-15 立山黒部アルペンルート)
これだよ。「天上の楽園」って....
少なくとも日本の風景じゃないよな。
さて、立山黒部方面には大きくわけて3つのアプローチ法がある。
①長野県の大町からトロリーバスなどで黒四ダムを経由して訪れるルート(大町ルート)
②富山県の宇奈月からトロッコ列車で訪れるルート(宇奈月ルート ただし欅平まで)
③富山県の立山駅からケーブルカーとバスで訪れるルート(立山ルート)
だ。①と③は室堂(むろどう)を中心に東西にひとつながりのルートとなっていて、その総称を「立山黒部アルペンルート」という。
この日は立山に宿をとり、③のルートで室堂を散策した。
ここに来るのは2度目だ。今から12年前の1994年9月、当時の彼女(今の家内なわけだが)と①のルートで黒部入りをして、雷殿から一の越経由で立山雄山(上の画像)に登頂したことがある。あの時は再び大町まで引き返す予定だったのだが、室堂から大観峰間のトロリーバスの最終便に数分差で乗り遅れてしまった。職員さんのご好意で、この区間をトラックに乗せてもらったっけな。
それにしてもよくぞあんな高いトコロへ登ったものだ。今ではとても無理だろう。
んでもって、この建物は「立山室堂」と呼ばれる日本最古の山小屋。れっきとした重要文化財だ。黒部の厳しい自然にめげずに、江戸時代の中ごろから建っている。前回来た時は解体修理中だったから、今回はじめてお目にかかれた、というわけ。
雷鳥沢
ミクリガ池
有毒ガスがただよう地獄谷。
江戸時代の立山信仰では、地獄をバーチャル体験できる場所というのがウリだった。
「有毒ガスが危険です。絶対に遊歩道以外の場所へ立ち入らないで下さい」という注意書が怖い。実際煙に巻かれると、肺が痛くなる。
硫黄による天然の造形。シューシューと有毒ガスを噴出している。
8月15日、朝イチで(小泉さんが靖国に参拝しているのと同時刻に)称名滝(しょうみょうのたき)へと行く。
その落差は350mで日本最大の滝だ。駐車場からは20分ほど歩かされるが、歩いただけのことはある。
これでもかと言わんばかりに、マイナイスイオンを放出していた。
富山、最高!!
今まで素通りばかりで、すいませんでした。
まだ県の西半分を見ていないので、いずれまた。