こんな夢をみた -エルトン・ジョン編-
こんな夢をみた。
なぜかCDショップでエルトン・ジョンのインストアライブが行われていた。
僕がその店の店長なのか、単なるお客なのかはよく覚えていない。
エルトンは特設のステージ…演歌のカセット売場が一段フロアが高くなっていた…..そこで、カラオケをバックに歌っていた。
さすがはエルトン・ジョンだ。「Tiny Dancer」「Your Song」なんていう名曲をカラオケで歌ってゆく。
ふと気づくと、一人のおばあさんがエルトンの背後でウロウロしている。どうやら演歌のカセットを探しているようだ。
そうしたら、エルトンが歌うのをやめておばあさんに尋ねた。
「おばあさん、何を探しているんですか?」
「藤あや子の"女のまごころ"を探しているんやけど」とおばあさん。
エルトンは背後の棚を見渡すと、サッと商品を見つけておばあさんに渡した。
おばあさんはエルトンに頭を下げると、ステージから去っていった。
さすがは大御所だけある。
何事もなかったかのように、再び彼のステージは再開された。
ライブ終了後、僕は彼と握手しながら「先ほどはとんだハプニングでしたね」と言ったら、天下のエルトン・ジョンはこう答えた
「"女のまごころ"なんて、ずいぶん前のヒット曲だろ、今頃売れるとは思わなかったよ」