目撃者はいた

12日、もらい事故の件で、供述書の作成に港南警察に行く。
そこで新しい事実を伝えられた。

「実は目撃者がいたんです」

目撃者の方は、
僕が原付を押しながら横断歩道を渡っていたところに、
車がつっこんできたのを、見ていたらしい。

また警察の方でも、原付の破壊状況から車体と前輪とが
まっすぐな状態で(すなわち前方を向いている状態で)、
左側から強力な力によって破壊されていることを、
確認したようだ。

死ぬほど嬉しかった。
これで話は大前進。

自動車信号が青の場所で、
わざわざ原付を押して、
横断歩道を右へ渡るかたちで、
右折する人はいないだろう。
赤だったからこそ、
(多分赤になったばかりだったのだろう)
原付を押しながら横断歩道を右方向へ渡るという
横着をしたのだ。

僕は事故直後に意識を失った、
1時間30分後に応急処置を終えた直後、
「原付を押して歩いていてぶつけられた」ということを、
周囲にもらしているらしいが、
翌日にはそうした会話も含めて
すべてのことを忘れてしまっている。

その後、警察に対して作り話をすることもなく、
正直に「記憶がない」ということ言ってきた。
だからこそ警察の方でも僕のことを信用してくれているのではないだろうか。
そんな印象を受けた。

警察としては正式な供述書を書く以前には、
目撃者がいたことやその内容を伝えられない
という事情があるようだ。