映画「京都太秦物語」を見てね

明日18日(土)から東京で映画「京都太秦物語」が公開されます。東銀座「東劇」での公開となります。

監督は「男はつらいよ」でおなじみの山田洋次と阿部勉。
キャストは海老瀬はな、EXILEのUSAなどです。

舞台はは京都太秦にある「大映通り商店街」。
立命館大学の図書館に勤めるクリーニング屋の娘の京子(海老瀬)、そして豆腐屋の息子でお笑い芸人を目指している康太(USA)の恋物語だそうです。

僕はこの仕事を始めるちょっと前、CDショップの店長&バイヤーとしてこの「大映通り商店街」で働いていました。
嵐電のチンチン電車の太秦広隆寺駅から帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅までを結ぶこの商店街は「日本のハリウッド」でした。
名前のとおり、かつて「大映」の京都撮影所があった場所でして(今はマンションになっています)、黒澤明の「羅生門」も「大魔神」もここで撮影されました。教室に「大魔神」のフィギュアがあるのは、そのせいです。
そして今でも東映京都撮影所(映画村もこの敷地にある)と松竹映画撮影所があるため、お昼に「つたや」へ行くと、撮影の合間のちょんまげ姿の侍たちが親子丼を食べているようなそんな街です。

僕にとっても30代の前半を、まだ小さかった子供たちと過ごした街ですから、町並みのひとつひとつに思い出があります。
近々銀座まで行ってみてきます。

ご興味のある方は、ぜひご覧になってくださいませ。