夏祭と歌と雨とゲタ

上大岡鹿島神社の夏祭に、まつざきさんのステージを見に行く。
haruさん、カミム、クニちゃん、カミさん、娘、僕というラインナップ。
前日「浴衣で行こうか」「花火でもしようか」なんて話になっていたのだが、
見てのとおりの雨となった。

14年前に京都で買った会津桐の柾目下駄が眠っているのを思い出し、久しぶりに履いてみる。
独身時代にやった最高の贅沢がこれ。雨には、サンダルより下駄がいい。
ただし車の運転は裸足で行うこと。

鹿島神社はたまに前を通るのだけど、石段の上までは登ったことはなかった。
村の鎮守さん的なこじんまりとした神社を予想していたのだけど、ところがどっこいで境内は予想以上に広く、神殿も立派だし、神楽殿もコンクリート造りで立派だった。
さすがは横浜副都心の上大岡の総鎮守だ。しかも聞けば800年前には鎮座していたという。
二重の意味で「参りました」と言わざるを得なかった。

この境内から街の風景を眺めると、上大岡の原風景がイメージできる。昔は見渡す限り水田の風景があって、金魚屋さんの池なんかもあったんだろうな。

(奉納者のリスト、知っている方やお店がちらほら...)


司会と最初の出演は和田琢磨さん。雨で大変な中を、ビンゴゲームの司会進行から歌まで、盛り上げてらっしゃった。


お次がまつざきさん。
TPOを考えて、子供向けの曲も歌っていたけど、それがまたまつざきさんのキャラに似合っていた。
「横浜ロンリー」「鎌倉残照」「君すむ街」なんていう代表曲も歌ってくれた。何にも増してJ-POP系の方々と一緒に歌うのが楽しそうだった。
隣に座っていたおばあちゃんが、まつざきさんの出番になったら、ペンライトを僕に渡してきて「一緒に振りましょう」と言ってきたので、そうやって一緒に応援した。
ステージが終わってから「ずっとまつざきさんファンなんですか?」と尋ねたら、結構あちこちのイベントで追っかけをやってらっしゃるらしい。上大岡とまつざきさんの縁とか、そんな話をしてくれた。実はまつざきさんも僕の職場の話をこのおばあちゃんにしてくれていたそうで、後でそれを知って3人で大笑いとなった。実は今日たまたま来たクニちゃんも、まつざきさんとは「上大岡」という土地通して縁があるそうで、世の中狭いものだ。


トリがEye’sさん。
この方、素晴らしい!!後述するBANANA ICEさんが歌声に惚れたわけがわかる。
「赤い風船」前広場で定期ライブをやっているそうなので、今度は晴れた日にじっくり見てみたい。

司会の和田さんの紹介で、驚いたのだけど、Eye’sさんのバックでパーカッションを演奏していたのが(画像右)、何と「下町兄弟」のBANANA ICEさん。1994年に下町兄弟名義でHip-Hopの「パリッ!とオバさん」をスマッシュ・ヒットさせた人だ。僕も当時CDを買っている。
いっぽう、「下町兄弟」の名前に反応したもう一人はカミム。
最近ハマっている某アーチストのアレンジャーもしているんだって。
そんなわけでライブ終了後、BANANA ICEさんに声をかけて、熱く語ってしまった僕とカミムでありました。

最後に.....

まつざきさんと記念写真。