身の程知らずに朗読劇に出演する話

管理人のたわごと

6月のことですが、軽い気持ちで赤レンガ倉庫のホールで開催された「イソゴのアリスと仲間たち」という朗読劇に参加し、歌を歌ったりジャンベ(パーカッション)を叩いてきました。

そして、赤レンガに引き続き、9月27日に磯子公会堂で再演される"開港150周年記念ステージ「イソゴのアリスと仲間たち」<午後1時20分~3時>"にも出演することにしました。

前回と違うのは、(ほんの数行ですが)僕にもセリフがあるということです。

6月に出演したときのことを書いた日記に、脚本の井上次男さんから「次回はオヤジバンドバージョンでやりましょう」とコメントを頂いたのですが、それが正に実現したという感じです。
前回はなかった「オヤジバンドのシーン」があって、そこのメンバーの一人として出演するのです。

日曜日に台本の読み合わせをするため、杉田劇場へ行ってきました。
むろん演劇の経験など初めてに等しいです。

リハーサル室へ入って驚いたのは、オヤジたちが出演するパートだけの読み合わせにもかかわらず、プロの声優さんが3人も参加されていたこと。
そして何よりも腰を抜かしたのは、演出担当であり、声優さんの所属する賢プロからの代表として野村道子さん(元ワカメちゃん、静香ちゃん担当の声優、夫君は声優の草分けとも言える内海賢二さん)が、立ち会われていたことでした。野村さんとはお会いするのは3ヶ月ぶりでしたが、相変わらず気さくで、何よりも若々しくてチャーミングな方でした。

そして読み合わせが始まりました。

いやあこの状況を考えてみて下さい。
まさかこの年になって大御所の声優さんの前でセリフを喋ることになろうとは.....
いきなりスポットライトが当てられて「さあ、どうぞ」って感じです。
こうなりゃ年の甲だと開き直って演技しましたけど、考えてみれば神をも恐ぬ行為です。

それだけじゃあありません。野村さんが欠席している配役のセリフ部分をすべて喋ってくれるんですよ.....あのお声で......

僕のやっていることは、明らかに身の程知らずの行為だと思いました(笑)

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