The Whoデビュー50周年
僕は何に人生を狂わされたんだろう?
そりゃあ音楽に狂わされたんです。
そしてその「元凶」となったのがThe Whoでした。
そんな彼らが今日でデビュー50周年を迎えました。
(50周年記念ツアーのプロモ)
ちょうど50年前の1964年7月3日、High Numbers名義でリリースされた「Zoot Suit/I’m the Face」からその歴史は始まったのです。
(Zoot Suit)
考えてみれば、僕はその50年のうち、35年ほどの歴史を一人のファンとして見る羽目となりました。
もし1979年(14歳)のある夏の日、高田馬場の映画館で彼らを見ていなければ(それがのめり込むきっかけになるほど、僕の耳はオトナではなかった)、もし1981年(16歳)に市川のレンタルレコード屋さんに「Kids Are Alright」のレコードがなかったならば(この時、脳内シャッフルされた)、もし当時の日本でそれなりに人気のあるバンドだったならば(今とは比べ物にならないほど知名度が低かったからこそ、のめり込んだ)、音楽の「深淵」に触れることはなかったでしょう。
意外なことに、このBlogではThe Whoの事をあまり書いていません。むしろThe Beatlesの方が多いぐらいです。
書き出すと際限がないし、あまりにも思い入れが強すぎるから筆が暴走しないように自分なりに自省しすぎていたのかもしれません。
だけど本当にこれだけは言えます。
僕にとってはThe Whoは史上最高のバンドで、彼らに出会ったお蔭で今の僕はこういう仕事をやっているんです。
だから50周年を迎えたPete Townshend、Roger Daltrey、そして天国へ行ってしまったKeith MoonやJohn Entwistleにもこう言いたいです。
「いつまで引っ張るんだよ?」
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