Mack & Boogies / 7th Avenue Yokohama

もう出会って10年以上になるだろうか。
月に3~4本以上のライブを行う「Mack」というブルース・ミュージシャンがいる。

最初に出会ったのは関内の「LAZY BONE」というライブバーだった。
彼はバンドを従えてMuddy Watersの"Hoochie Choochie Man"、John Lee Hookerの"Boom Boom"、The Rolling Stonesの"Satisfaction"なんかをプレイしていたと思う。

Mackはブルース...いわゆる60’sブリティッシュ系のブルース・ロックが好きなんだなぁと思った。もうツボな音だ。

そこでライブ後に「"Mojo Working"はプレイしないんですか?」と尋ねたのが、最初に交わした会話じゃなかったかな。

その時のイメージはAlexis Kornerのそれだった

それから10数年が過ぎた2020年6月20日、僕はMack & Boogiesの一人として7th Avenueのステージに立っていた。正確には「鍵盤サポート」としての参加だ。

コロナ騒ぎは決して終結したわけではないけど、これほど早く自分自身がステージでプレイするとは思っていなかっただけに、嬉しかった。

Mack & Boogiesは、どうもAlexis Korner’s Blues Incorporatedや、John Mayall & The Bluesbreakersみたいなトコロがあって、固定の不動メンバーによるバンドというより、時々メンバーが入れ替わったりする。何か「ブルースの学校」みたいな所がある。

そんなバンドの「入門性」みたいな部分に、自分はいるようだ。

久しぶり....よく考えたら10年ぶり7th Avenueのステージに立った。
そうそう、全く合わせないのがMack & Boogiesなんだけど、さすがに不安だったので、お願いして月桃荘でリハを行った。

「リハスタなんて5年ぶり」とか言ってたから、このバンド凄いです。

https://youtu.be/bI_MrnM5Eks

01 Black Cadillac 0:00
最初はオルガンで合いの手を入れるのかなぁと思って心づもりしていたら、Eisukeさんのブルージーなギターが入ったのでリフで行く事にした。

02 Vampire Fruit’s~White Marry~ 03:10
歌詞で娼婦の歌だとわかるのだけど、僕のイメージはニューオリンズのそれだったので、ピアノの音色にしてちょっとニューオリンズ風に弾いてみた。オルガンに比べてピアノって難しい。リフもソロもどう作ったらいいのか掴めてない。

03 7th Train 07:06
本当は「Boogie Train」という曲だけど7th Avenue応援のためこの曲名。もう少しプレイなんとかならんかなぁと思う反省曲。Eisukeさんとどっちが穴を埋めるか探りあっていたり、ソロが単音なんで浮いちゃったり。

04 Samurai Boy 10:36
Mackソロのサポートでも何度か弾いている曲。今日はバンドだからガッツリ行くんだろうと思い、大きく出ていったら、意外と皆さん大人しくプレイするから、引くに引けなくなったままで弾いている。

05 Yokohama Rain Down 16:23
自分でもどう弾けばいいのか戸惑っている曲。とにかくピアノプレイはオルガンに比べて難しい。

06 Jumpin’ Jack Flash 20:00
オリジナル音源だけ聞いての参戦。演奏しながら「このバンド、すげーなー」と思っていた。自分のリフの良し悪しはよくわからない。ソロパートがここまで浮くとは...多いに反省。

終始演奏中にBassのYamaちゃんが「大丈夫?」と何度も聞いてきてくれた。慣れない「Boggies」についてゆけてる?みたいな意味。ありがたい事だ。

まあ自分は反省点だらけなんですが、Mackが喜んでくれていたのでホッ。
もっともっと場数を踏まなきゃいけません。

この日のラインナップ。
Vo, Gt Mack
Gt, Eisuke
Bs. Yama
Dr. マーチン村田
Key, spiduction66

最後に謝辞。
イベントを主催してくれたMelvis & the hodgesの黒須さん、対バンの素敵なバンドさんたち。そして最大限の配慮をしながら会場を提供して下さり、いい音を出してくれた7th Avenueさんに感謝です。

んでもって次回は8月2日の7th Avenueで参加させて頂く事が決定しました。この間にMack & Boogiesは数本のギグをこなすらしい。本日6/28も蒔田Abeem出演らしい。

いやはやツワモノ揃いです(^▽^;)