雨男 vs 晴男

管理人のたわごと

日中は強かった風もすでに弱まってきた。
台風12号は各地に被害を与えながら日本海へ抜けようとしているようだ。

今さっき原付で会社から帰ってきたのだけど、途中ではおかしな驟雨に見舞われた。
降りはじめたかと思いながら100mほど走ると、そこは道路すら濡れていない。さらに100mも走ると、また降っている場所があって、そこのアスファルトはびしょびしょに濡れていた。こんな妙な雨は初めての経験かもしれない。

台風のおかげで、本日のストリートライブが9月17日に延期なったのは残念だった。
3月は震災で中止、9月は台風で延期というわけで、雨男や地震男に祟られているミュージャムだと思った。
地震男はわからないけど、雨男は、最近皆勤賞著しいヌッキー竜ちゃんだ。

そんな竜ちゃんが、今回中止の判断をした。

僕も経験が何度かあるからわかるけど、台風によるイベントやレッスンなどの中止判断って大変難しい。
「来るぞ繰るぞ」って構えていると、肩透かしを食らう。だいたいこのパターンが多い。
「まあ大丈夫だろう」って呑気に構えていると、思いっきり凄いのが来たりする(※1)。

昨晩の空の表情を見ていると、風は強いものの比較的穏やかな天気が予想された。僕も「ゆけるんじゃないか」と思っていたし。竜ちゃんにしても今回は若い参加者が多いので「できれば開催させてあげたい」という気持ちも強かったと思う。ましてや3月が震災で中止になったので今回は1月以来のストリートだった。
そんな中でのギリギリの判断や、赤い風船側との調整など、とても大変だったろうなと思わずにはいられない。

とにかく、竜ちゃんの「雨男」の面目躍如だったことは紛れもない事実だ。日中の天気を見ていると降ったり止んだりだった。あれは「晴男」の僕と竜ちゃんとがバトルしていたに違いないと、後で電話で笑い話になった。

いっぽう僕の親父。
結局、出発を1日早めて2日の夜には岡山に向かった親父だったが、昨日は台風の真っ只中で法事に出席したようだ。そんな岡山では観測史上最大の降雨量を記録、30万人に避難勧告が出たらしい。

(※1)昭和29年の「洞爺丸台風」っていうのがまさにそれ。いったん日本海に抜けたにもかかわらず、パワーアップして津軽海峡を直撃し、歴史的な海難事故を引き起こした。

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