ヒバゴンのたまご

教室事件簿

マサトシさんから、広島土産としてこのようなものをいただいた。その名を「ヒバゴンのたまご」という。美味しい饅頭だ。

ヒバゴン」...この言葉にピンと来るのは、きっと30代以上の世代だろう。
1970年代、広島県北部の西城という町で類人猿系の未確認生物(UMA)が目撃された。
その情報はネス湖のネッシーやヒマラヤの雪男やツチノコ、そしてUFOと同じように小学生向け雑誌に紹介された。当時小学生だったガキども(僕も含めてだが)は胸をときめかせたものだった。

051022_hibagon.jpgあれから30年がたったが、すべての「謎」は未だ解明されない。されないどころか、すっかり忘れ去られてしまっている。目撃譚すら出てくることはなくなってしまった。なぜ70年代だけが、あれほど「謎と不思議」で盛り上がったのか?そっちの方が謎だったりする。

そんなわけでいまや西城町の町おこし材料になってしまったヒバゴン君は、こうしてタマゴまでもが売られているのだった。しかもこんな「ヒバゴンのたまご発見!」という新聞までついていたりする。

ところで類人猿は哺乳類なわけだが、なぜタマゴなのだ....

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