9/26 黒澤明トークイベントの企画&出演します!
Blog主のspiduction66です。
いつもこの辺境ブログをご覧いただき、ありがとうございます< (_ _)>
もともと「下山事件資料館」に掲載していた「管理人のたわごと」に端を発したこの「上大岡的音楽生活」も今年で10年目を迎えようとしています。
長かったような短かったようなこの10年、色々な方との縁ができた中から、今度黒澤明のトークイベントの企画と出演をすることになりました。
メインゲストは今年「黒澤明の十字架(※1)」を出版したばかりの評論家の指田文夫さん。5年ほど前に「さすらい日乗」というHNでコメントを頂いたのが出会いのきっかけでした。
そこに管理人spiduction66こと宗澤と、「横浜の魔王」ことミュージシャンの「喉(のど)」がからむという異色の組み合わせです。
「セカイのクロサワ」も今年の9月6日で没後15年となります。それを記念して黒澤映画初心者にもわかりやすいトークイベントにします。
あわせて指田さんから「黒澤明の十字架」出版の裏話やその後の反響まで伺います。「クロサワって誰よ?」という人から、マニアな方までぜひおいで下さいませ。
(チラシのダウンロードはこちらから)
【日時】2013年9月26日(木)開場18時30分 開始19時
【会場】マルチエンタメライブ食堂スリー・エス(JR関内駅から徒歩5分)
住所:横浜市中区大田町4-45 第一国際ビルB1 TEL:045-662-5255
【料金】1,000円+ワンオーダー
【トーク】
指田文夫
大衆文化評論家、1983年から『ニューミュジック・マガジン』において演劇、音楽、映画評論などを執筆、1991年から横浜で行われたワールド・ミュージックのイベント「WOMAD」を企画するほか「パシフィコ横浜」の命名者でもある。2013年に出版された「黒澤明の十字架」は今までにない黒澤明論として、朝日新聞などで高い評価を受けた。
主な著作
・『いじわる批評、これでもかっ』(晩成書房 2000年)
・『黒澤明の十字架』(現代企画室 2013年)
公式サイト:大衆文化評論家「指田文夫」
【聞き手】
宗澤 俊郎
ヘンなウェブサイト「下山事件資料館」および「上大岡的音楽生活」などの管理人にして「黒澤マニア」歴20ウン年。
他にも「事件マニア」「旧道マニア」「音楽マニア」「泡沫候補マニア」「戦記マニア」など数々の異名を持つ。興味のあることには何でも突っ込んでゆき、飽きると放り投げる安易な生活の持ち主。フツーに株式会社ミューズポートの代表として、数々のライブ・イベントや自分の趣味に偏ったイベントを企画実行しているヤツ。
twitter @spiduction66
喉(のど)
Googleで「喉」と検索するとウィキペディアの次に出てくる男。またの名を『横浜の魔王』と呼ばれるミュージシャン。
自らのステージではアコースティック・ギター一本による「プログレッシブ・フォーク」なる世界を作り出すとともに、飛び入り参加自由なストリートライブイベント「ZAZ@旅団」など様々なイベントを企画している。黒澤明は初心者だけど、逆にそれが新鮮でこのトークイベントを盛り上げてくれそう。
twitter @nodo69
公式サイト「喉のことにお悩みなら」
※1:「黒澤明の十字架」指田文夫著
(現代企画室 2013年)
身長185センチの偉丈夫だった黒澤がなぜ徴兵されなかったのか?という疑問を発端に「軍需産業」だった東宝の歴史的背景をひもとき、映画「静かなる決闘」に秘められた黒澤の想いを洞察した作品です。
「新鮮な黒澤明作品論である」― 出久根達郎(朝日新聞 2013年5月19日)
「これまでにない視点で表現者の責任を論じているのに感銘を受けた」― 佐藤忠男(週刊朝日2013年5月17日号)
お問い合わせ:株式会社ミューズポート 045-846-9477
ディスカッション
コメント一覧
私が書き始めた1983年には、すでに「ニュー」は取れていて、「ミュージック・マガジン」でした。
これは、当初は、フォークやブルース、日本のポップスなど、1960年代末に現れた音楽を総称し、新しい音楽の雑誌としてニューミュージック・マガジンとした。
ところが、1970年代中頃に日本で、四畳半フォークに代わって所謂「ニューミュージック」が興隆し、それと混同されないために、中村とうようさんが、ニューを取って「ミュージック・マガジン」としたものです。どうぞよろしく。
>さすらい日乗さま
ご教示ありがとうございます
確かに「ニュー」ってつけちゃうと、後々妙なことになっちゃいますね。「ニュー・ウェイブ」という言葉だって、今は使う人はいない。きっととうようさん、そうなっちゃうこともお考えだったのでしょうね。