The Pocopensの杉田劇場始末記

そもそも結成のきっかけが有楽町の「鯛プチ」に釣られたものであるとか、いつのまにかに"The"がバンド名の頭についているとか、ここんとこ頻繁に活動しているもののの今後は親分のとーるさん任せの"なりゆきユニット"であるとか、ロックをアコースティカルにやっちゃう小回りの良さでレパートリーは無限なんじゃないかとか、社内的には一種の福利厚生的な意味合いもあるんじゃないかとか、基本的に2人の美女がいる「ズルい」ユニットであるとか、無精ヒゲのピアノだけ余計だとか、「横浜No.1 Soul Set (仮)」との兼ね合いはどうするんだとか、まあそんないろいろなエレメントを抱えているThe Pocopensだが、今回はBass のJinちゃんを加えての5人ユニットとして杉田劇場で行われた「Image Acoustic Night 2009」に出演した。
The Pocopens
(撮影:こじこじ)
演奏したのは
T-rex – 20th Century Boy (The Pocopens風ゆるゆるバージョン)
The Beatles – Help (John Lennonがもし現在も生きていて、The Beatlesへのわだかまりがなくなって、過去の曲も歌うようになっていたら、多分こんな風に演奏したんじゃないだろうか?あるいはイマジン風バージョン)
The Pocopens
(撮影:こじこじ)
矢野真紀 – 夜曲 (7th Avenueではドラムスティックを落っことしてごめんなさい、今度は"アコライブ"という趣旨にあわせてカホンを使いましたバージョン)
の3曲。

こじこじが日記で僕が「楽しんでいた」と書いてくれたけど、これ正解。
杉田の方が7thよりも、ずっとくつろいで楽しめた。
haruさんのバックで、一緒に口ずさみながらカホンをボコボコやっていた。

どちらかといえば、ロックバンドによるステージが多かったイマージュISOGO。アコーステイック主体の、アコースティカルな夜を楽しもうという新しい試みだったけど、最初からこれほどいい雰囲気で、スムーズな進行のイベントになるとは思わなかった。

出演者は素晴らしかったし、年齢も音楽ジャンルもバラエティに富んでいたため、お客さんも飽きることなく楽しめたと思う。そして裏ではイマージュの本来のチームワークがとてもいい形で出ていたと思った。ポイントに必ず誰かがいて、まあいなかったりもして、それは皆さん出演者で、とりあえず自分のできる役割を果たしている。かと言って決して大仰なものじゃない。

ロビーに誰も受付担当がいないってことを、代表のボノムさんが苦笑していた。テーブルとイマージュマガジンが置いてあるだけ(笑)。
せめて「入場は無料です。ご自由にお入り下さい」の貼紙ぐらいは作っておけばよかったなとは思ったが、そういうのは反省会で述べるとして、受付の人はライブも楽しめなくて可哀想だ、だったら中で見て下さいねというのも、今回の趣旨だからOKだろう。

今回は企画段階から参画させて頂いたけど、とーるさんの舞台上でのテクニカル的なアドバイスは助かった。そういう意味ではとてもいい経験ができた。また杉田劇場の方でも色々な局面でご協力頂いたおかげで、実にスムーズにコトが進んだ。
実にフットワークの軽いイベントだったと思う。

この場でお礼申し上げます。
皆さんありがとうございました< (_ _)>

P.S.その後、素晴らしいナガブチを聞かせてくれたリュウちゃんと一緒に「幻のラーメン屋を探せ!」で関内まで行ってしまった私でした。