WPC Tokyo 2006 (Windows Vista編)

上大岡的PC生活

昨年に引き続き東京ビッグサイトと開催されたデジタル関連の総合展示会"WPC Tokyo 2006“へと行ってきた。
同行者は先々週のCeatecで、この手のイベントにハマってしまったアニキと59喉だ。
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目的はふたつ。
ひとつは、音楽とデジタルコンテンツに関する最新事情を知りたかった。それとPCパーツの最新事情を知りたかった...このふたつに尽きる.....あっこれ、去年も書いたな。

まあ、視察名目で遊びにゆくのに近いが、ただ「楽しかったです」で帰ってくる程コチラの頭もヤワではない。

さて、今回の目玉は....
Vista
Windows XPの後継OSとして来年初頭に投入される “Vista(展望)"だ。Microsoftのブースでは派手な演出もなく、ただPCをズラリと並べて、Vistaを体験させることに徹底していた。
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これがデフォルトの状態のデスクトップ画面らしい。XPが発売されたとき家電量販店の店頭が緑の草原一色になったのといっしょで、来年初頭にはこのような「フィヨルドらしき風景」一色になるのかもしれない。右側にはアナログ風の時計、カレンダー、CPUの負荷状態が表示されているのだが、僕に言わせるとこの3つは余計なお世話だ。CPUにいたずらな負荷が与えられているのは、その表示のせいに他ならない。

フォルダを開くと、このようにファイルのプレビューが見れる。
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今までは画像ファイルしかプレビューは見れなかったけど、今度からはWordやExcelといったテキストファイルや表計算ファイルに至るまで、すべてプレビューでの閲覧が可能となった(ファイルを開かなくても内容が見える、ということ)。しかも画像に関してはのスライドバーでプレビュー表示の大きさが変えられたり、ファイルを開かなくても簡単な編集ができるという便利さ。

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これがメニュー。最下部に検索窓がある。今回のVistaの売りのひとつが、検索機能の充実と高速化なんだそうだ。ファイルを検索する時間が大幅に短縮された。実際にこの検索窓に語句を入れてみたところ、次の瞬間には検索結果が表示されたのには驚いた。XPの「余計なお世話なくせに遅い検索機能」
に比べれば格段の進歩だが、よく考えてみると、最速の結果を出すということは、常時バックグラウンドで「何か」が動いているということだ。ということは常時その「何か」のお陰でPCの動作が遅くなっている、ということではないだろうか。

またゴミ箱からファイルを削除しても、復元できる機能もついているらしい。これもバックグラウンドで常時「何か」が動いているからのようだ(ファイル復元アクセサリが付随しているというわけではないらしい)。ありがたいと言えばありがたい機能だが、逆に言えば個人情報の入ったファイルを迂闊には捨てられない、という機能でもある。

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同時に立ち上げている(開いている)アプリケーション(やフオルダ)をこのような3D表示で見れる(選べる)という機能。話題が先行している"Vista"では有名な機能かもしれない。StartキーとTabキーを同時押すとこのように表示されるのだが、ユーザーはこの機能にはきっとすぐに飽きてしまうだろう。

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画面がブレてしまったが、Vistaの画面を"Windows98″風のクラシック表示にしてみたところ。このようにシンプルにすれば、この重そうなOSも軽快に動くに違いない。本来の目的や本来の価値をあえて放棄するという意味では、これが究極の贅沢な使い方といえる。

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Vistaの新アクセサリ機能のひとつ「パズル」。コマをずらして絵を完成させるパズルだ。この機能が増えたのが一番嬉しいかもしれない。

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というわけで来年の正月明けには、家電店の店頭はこのような光景になると予想される。

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最新のデジタル産物"Vista"に触れる59喉。彼は明日、最もアナログ的とも言える無力無善寺でライブをする。最近公務執行妨害で捕まったTASKE君とも競演だ。

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