ギター修理

管理人のたわごと

7月29日開催の"Acoustic Style 2007″で、
チャーリーさんが僕のアコースティック・ギターを使うことになった。
いつも教室のロビーに放置してあるヤツだ。
ARIAのFE-T100というモデル。

ところがコイツは、気まぐれというかなんというか....
時折ノイズを出すし、接触不良も起こす。
そこでライブ前に完全にリペアしてもらうことにした。

これを購入したのは今から17年前、1990年の冬のこと。
場所は大阪市北区の三木楽器。営業の帰りに、営業車で乗りつけて買った一本だ。
購入した一番の理由は「弾きやすいから」。
ネックが細くてエレキギターに近く、弦高が低くてコードを押さえやすい。普段はエレキを弾いていた僕でも、これなら何とかなりそうだと考えた。一時makotoが感心して、同じギターを購入しようと考えていた位だ。当時の中古価格で6万円だったと記憶している。

それから17年にわたって、本当の価値も発売時期もわからずに使ってきた。最近になって井上陽水も使っていたらしい、ということを知った程度である。

古い機種なことは間違いないので、発売元の荒井貿易株式会社に電話したところ、「古いモデルなのでパーツが残っている保証がない。できれば一度持ってきてもらって、どのように修理したらよいか相談させて欲しい」とのこと。
横浜の楽器屋さんに修理依頼してもよかったけど、
自分の「道具」は納得のゆく場所にお願いするのが筋だろう。
そこで今日、ギターを車に積んで行ってきた。
場所は東京の飯田町。
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診断の結果は、おそらく内部の配線の劣化だろうとのこと。内蔵のアンプに問題があるようならば、同等のモノと交換して欲しいことも伝え、以前から気に食わなかった取り扱いづらい電池ボックスの交換もお願いした。

ついでにこの17年来の疑問をぶつけてみた。
このギターはいつ頃発売されたモノで、当時の値段が幾らだったのか?

そうしたら社内PCに保存されている、発売当時のカタログを見せてくれた。
1982年発売で当時の定価が\100,000とあった。
物価の上昇率からすると現在\140,000ぐらいだ。

まあまあいいじゃん。少なくとも当時の僕に買えるシロモノじゃない。

普段教室で放置プレイにあっているけど、
7月29日は活躍してくれることでしょう。

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