まつざき幸介 at 東十条ミュージックショップ・ダンとか、DVD & BDの完成とか。

明らかにワーカーズ・ハイ。

ライブの感動をそのまま持続させ、深夜までミュージシャンたちと観音崎までドライブに行った。
翌日はまつざきさんの東十条「ミュージックショップ・ダン」さんにおける店頭キャンペーンのサポートに行ってヘタなPAを担当。
東十条ミュージックショップ・ダン
実はこのダンさんというお店、演歌の売上では日本一のお店で、日経のビジネス書でも紹介されたことがある。
そもそも店頭キャンペーンを日本で最初に始めたお店。「演歌歌手の登竜門」と呼ばれるいわれだ。

実はこのお店、2010年にまつざきさんとご挨拶に訪れたことがある。

この時のことは「東京演歌エレジー ~まつざき幸介さんとともに~」に書いたことがある。ちょうどその時に川崎修二さんの店頭キャンペーンとかち合ってしまった。何といっても川崎さんは徳間ジャパンの売れっ子演歌歌手、こちらはダンさんとは商流はあるものの位置づけは「インディーズ」ということになる。ちょっと時差を置いて、数軒隣のドトールでコーヒーを飲んだ思い出がある。

だからこそ、晴れて日本クラウンの歌手として店頭キャンペーンに立った瞬間にはどうしても立ち会いたかったのだ。
東十条でまつざきさんと落ち合い、キャンペーン開始まで時間があるので、再びあのドトールへ入る。
東十条「ダン」まつざき幸介
すると横浜から応援に来たファンの方やNHKラジオ第一がきっかけでファンになって下さった大和市の方など「御一行様」がすでにお茶を飲んでいて店の奥から「まつざきさーん」と手を振ってくれる。空いている席でお茶を飲み始めたら、隣の席のおじさんから「まつざきさんでしょう?」と話しかけられる。この方も今日のイベント目当てで池袋から駆けつけたんだそうだ。

おじさん曰く「この曲、友人から薦められたんだ。最近はなかなか歌いたい曲がなくてねぇ~、この曲は久しぶりに良かったよ」。
思わずまつざきさんと二人で「ありがとうございます」とお礼申し上げる。

まつざきさんがその場でササっとセットリストを書き上げる。
「ムネさん、ここでは「一夜花」をゆきましょう。ほら以前ダンさんにご挨拶に行った時のやつ(当時の持ち歌という意味)」
「いいですね~、ゆきましょう」
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というわけで14時からキャンペーンがはじまった。
まつざき幸介 東十条ダン
もう、何ていったらいいのだろう。昨日の感動を引きずりつつ、感無量と嬉しさと楽しさとがごちゃまぜになった感覚だ。
体の方は疲れているはずなんだけど….普通はスクールライブの翌日はほぼ死んでいる…..もうテンションは高いまま心地よい疲労だけを感じていたわけだ。
まつざき幸介 東十条ダン
この日のまつざきさんの歌唱はベストなもの。クールなまつざきさんだけど、やはり彼なりの「想い」が色々あったのだと思う。

そんな中で、僕は一曲目に「酒よおまえは」の2コーラスバージョンを流す所をフルコーラスバージョンを流すというポカをやってしまったわけだけど、まあ何とか役目を終えることができた。

ライブ後にダンの山中喜三雄社長、博子さんご夫妻ともお話しさせて頂く。社長とは4年ぶりの再会。とても音楽への情熱が感じられる方だ。
「4年前に川崎修二さんのキャンペーンの直後にご挨拶に伺いました」という話をしたところ、
「おお、そういえばそんなこともあったなぁ」と思い出して下さった模様。社長はまつざきさんの歌声の素晴らしさとステージで歌った「鎌倉残照」を絶賛して下さり、まつざきさんに対しても今後の方向性など色々とアドバイスして下さった。その内容は書かないけれど最後に「いきものがかりが売れる時代だからね」という一言に、「ああ、この人は演歌だけではなくJ-POPも聞いてらっちゃるんだな」と感じた。
実際それは品ぞろえにも反映されていて、決して演歌の専門店に偏らずに上手にジャンルを網羅されており「街のCDショップ」としての役割をきちんと果たされていることを感銘した。
まつざき幸介さんとダン山中社長ご夫妻
さて、この時点で「ミュージック・ハイ」なのか「ワーカーズ・ハイ」なのかはわからないけど、この勢いで一気に「Spring Live」の映像ソフトも作りあげてしまおうというテンションとなっていた。ハイビジョンの編集が可能なパワーPCの前に布団を持ち込んで、両者を往復しつつ一気に仕上げたのだった。
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というわけで、おやすみなさい。