万感の想いを込めて船は出航する

昨日の妻とのLINE。
ある二つのグッドニュースによって、万感の想いがお互いに溢れ出ました。


長女が産まれた時「この子さえいれば他に何もいらないね」と会話したのが忘れられません。
いや親は誰でもそう思うものでしょう。それがやれ勉強だ何だと次第に欲が出てくる。利己的になる。

でも子供たちは親の想像を遥かに超えた大きな海を泳いでいるんだと気づいた時、改めて最初の気持ちに戻るもののようです。
4月7日、二人の子供たちは「音楽の海」ではなく「文学の海」と「マンガの海」を選んで出航しました。

親がそうさせようとしたわけでもなく、勝手にその道を選んでそうなりました。
まあ音楽を通して「審美眼」ぐらいは与えたかもしれませんが。またそれとは別物の「眼」を二人なりに得たようです。

いま、万感の想いを込めて船は出航します。
あとは海が二人を育てる事でしょう。でも母港は常にここにあります。
無欲で世界を敵に回しても子供たちを守ろうとする最強の母港は常にここにあります。