Mr.Wilson Live at 新宿Lennon House

ライブレポ

新宿二丁目にあるLennon Houseのライブ報告記事となると、ヌッキー@リュウ氏の日記では場所柄をわきまえた画像がトップに掲げられる。たとえば10/24に同じLennon Houseで行われたライブの報告記事ではこのようなドン引きするような画像がトップに掲載している。

さてさて、それに対抗して....というわけでもないんだけど、僕が選んだ今日の一枚がこれだっ!

新宿御苑近くの駐車場に車をとめLennn Houseへの600mばかりの道をテクテク歩いているところで遭遇した光景だ。
まさか大都会新宿の街中で、ネズミをつかまえようとする猫を見るとは思わなかった.....
猫がネズミにちょっかいを出している光景を見るのは、これが生まれて初めてかもしれない。

歩きながら考えた。先日僕は犬と夜の駐車場をウロウロしていた。今日は猫とネズミだ。いったいこれはどうしたことだろう?
ふと「十二支」という言葉が頭に浮かんだ。
たしかに十二支には猫はいない。だけど中国では猫はネズミに騙されて十二支に加わることができなかった、だから今でも猫はネズミを追いかけているのだ、という言い伝えがある。そこでよおく考えたら水晶婚でカミさんと食事した際にわざわざローストビーフ(牛)をリクエストしたことを思い出した。本来は鴨がメインディッシュだったのに、「変更も可能です」とレストランの人に言われたので変更したのだ。
犬、ネズミ、牛ときたら、次に来るのは虎か?蛇か?イノシシか?はたまた....

と考えているウチにLennon Houseに到着。
まずはAdams Familyのライブ。Brian Adamsのカバーバンドだから"Adams Family"なのだそうだ。Brian Adamsというと男臭いイメージがあるのだが、ベーシストとバックコーラスとキーボードが女性というバンドだった。世の中にBrian Adamsのコピーバンドがあるということを目の当たりにした瞬間だった。音楽の世界は底知れぬ深さがあるわけだけど、もしやこの世のどこかにはPeter GabrielやTalking Headsのカバーバンドもあるのかもしれない。

そしてお次はMr.Wilson。

“Mr.Wilson"というのはThe Beatlesの曲"Taxman"に出てくる人名(時のイギリスの首相ハロルド・ウィルソン)。そんなグループ名で始動した彼らのセットリストはこんな感じ。

★Part1
A Hard Day’s Night
Babys in Black
Till There was You
Dayt Tipper
Please,Please Me
She’s a Woman
I Wanna be Your Man
Love Me Do
And I Love Her
Don’t Let Me Down
I Saw Her Standing There

★Part2
Can’t Buy Mr Love
Nowhere Man
Birthday
From Me to You
I’m Happy Just To Dance With You
No Replay
Boys
Baby It’s You
All My Loving
Roll Over Beethoven

★Encore
Long Tall Sally
Twist and Shout

Birthdayの途中でリュウちゃんのリッケンバッカーの1弦が切れた。代わりにAdams Familyのメンバーから白いストラトキャスターを借りてプレイをした。

The BeatlesのJohnが白いストラトならば珍しい風景だけど、Mr.Wilsonのリュウちゃんが白いストラトならばそれはアリだと思う。そしてリラックスした雰囲気の中でプレイされるMr.Wilsonは今のリュウちゃんらしくていいと思った。一人ならばヌッキー@リュウを、二人ならばヌッキー&Jamesを、四人ならばMr.Wilsonを...JohnとPaulとGeorgeとRing役が揃えばそこでThe beatlesがプレイできてしまうという素晴らしさ....そんな色々な表現手段がこの人を楽しくしているんだろうなと思った。僕のいるC’darsにも、そんなところがなくもない。

ライブ終了後、Lennon Houseのオーナーさんとちょっとしたセッションを行い、Keyを弾いた。

さて、最初の十二支の話だけど、何が出てきたかわかる人にはわかるよね。

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