上大岡Street Live Vol.6

ライブレポ

前日が大雨だったので、どうなることやらと心配していたが、

翌日はまあまあ暖かい小春日和となった。ただ風が強い。ビルから吹き降ろしてくるような風だった。

1月から始まった"上大岡Music Jam"による上大岡Street Liveもいよいよ6回目。
アンデスや某大企業とのバトルから転進して赤い風船前広場が新天地となった。
あっ「転進」って言い方は、日本軍が「退却」が嫌いだったからこういう言い回しをしたんだけど、上ストの場合は結果として最上の環境を手に入れたわけだから「転じて進む」だったと思う。

まずはJUNYA。

今回はリュウちゃんが提供してくださった椅子を利用、電子ピアノに対する座り位置を高めにし、譜面をホールドする秘密兵器「もどき」の上3分の1を切り取ることで、より聞き手から演奏者の顔が見れるようになった。いつも思うけどJUNYAはいい曲を引っ張ってくる。彼の声質とマッチして新鮮な雰囲気をいつも感じる。

そしてGAKO。

今回も中国語と韓国語の歌。仕事柄なんだろうか、ステージ構成がしっかりしていて、ちゃんと組み立てられている。落ち着いたものだ。

そしてJUNYA & GAKOというコラボもあった。

これからも楽しみにしてます。

お次はワシ。

本日のセットリストは、
Bob Dylan – Knockin’on Heaven’s Door (本当に天国風)
The Kinks – Sunny Afternoon (ピアノ弾き語りは歌いにくいぞ風)
ムッシュかまやつ – 奴らの足音のバラード (なんにもない大地風)
The Beatles – Lady Madonna (ポコペンズ風)
の4曲。
ヘタクソなのを年の功でカバーしているようなところがあるから、もっともっと精進しなきゃだ。
いつもピアノ弾き語りばっかりだから、ギターの弾き語りにも挑戦したいぞ、と。

お次は友希ちゃん。

いいね~。立ち止まる人も多い。
「立ち止まって聞け」とか「静かにしろ聞け」とか言う世界じゃないんだ。彼女は純粋に歌の力で人を立ち止まらせてしまう。これは大切。
特にアンコールの新曲がよかった。何かの影響下から抜け出た彼女自身のサウンドだと思った。

そしてヌッキー@リュウちゃん。

今回は唯一人のギター弾き語り。
午後3時ともなるとうすら寒くなってくるんだけど、それを吹き飛ばす暑いプレイ。ギャラリーも引き続き魅了される。
そんな中でまさかの「乾杯」。「乾杯」ってナガブチの出世作。
The Losebeatでも一度も「Let It Be」は見たことがなかったけど、「有名な曲はやらない」はずのリュウちゃんの「乾杯」開封にも驚いた。
でもいいんだ、これが。もっともっとやって欲しいものだ。

ここで発生したのが風問題。リュウ氏の譜面スタンドが倒れかけそう...というか倒れた。
ううむ、安定感のある譜面台が必要だなぁというところでストリートは終了。
打ち上げは直近の「じらい屋」。「いい意味でのアマチュア感覚」なんて話を熱く語ってしまいました。

最後に来てくれたお客様、駆けつけてくれたタケちゃん、ココちゃん、通り過ぎたカホちゃん、お孫さんと見に来てくれたマコトさん、たまたま通りかかったスギモトさん、遊びに来た厨房兄ちゃんご一行様、我々の歌をBGMにクリスマスの飾りつけ工事を行うことになった業者さん、最後に赤い風船のスタッフの皆様、どうもありがとうございました< (_ _)>

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