ビッケブランカのリリース記念イベント at タワレコ渋谷へ行ってきた話

管理人のたわごと

WordpressのVer.が5.0になったおかげで、かってない違和感を感じながらこの記事を書いています。ううむ慣れるかなぁ。

日曜日のことです。
タワレコの渋谷店でビッケブランカのアルバム「Wizard」のリリース記念イベントがあるというので、次女を無理やり連れて行ってきました。

実はこれには理由があるんです。
実は自分の中で「あいみょんの後悔」というのが今になってムクムクあるわけです。2年半ほど前から「あいみょんはいいよ」と周囲に言っていたにも関わらず、一度もライブに行った事がなかったんです。ところが今回のブレイクだ。

「しまった、気軽に行けるウチに行っとけば良かった!」という後悔がムクムクわきおこっている。特に(まだブレイク直前だったけど)本年の6月17日だったっけな、あいみょんと小谷美紗子が恵比寿だかどこかでやったジョイント。これは気づいたらSold Outだったわけだけど、未来永劫後悔するつもりです。

実は自分の中では「聞く」と「ファン」と「ライブに行く」というのは結構違うものです。ヘヴィーに聞いているにも関わらず、一度もライブに行った事のないアーチストなんてざらにいます。絶対に来日しなさそうなRandy NewmanやVan morrisonなんてその筆頭です(くるりの岸田はVanのコンサートを見にニューヨークまで行ったそうですが)。

好きであるという事と、ヘヴィーにライブに通うという事は自分の中では別ものなんです。こういう妙な「割り切り方」って、人生の早い時期に好きだったJohn Lennonを失ってしまったという経験から生まれたものなのかもしれません。

渋谷タワレコ

じゃあ、なんでビッケブランカか?と言えばですね。10月ぐらいだったかな。たまたまSpotifyで「まっしろ」を聞いたんです。これがフジテレビのドラマ「獣になれない私たち」であいみょんと共に使われているというのは、ずっと後で娘から教えてもらいました。ガッキーのファンであることは否定しませんが、ドラマ自体は見ていないのです。繰り返す見ていないのです。

この「まっしろ」一見売れ筋の「あるある」なバラードのようにも聞こえますが、平凡ではない「深み」と職人的な「うまさ」を感じたんです。そこで彼の過去のリリース作品を聞いてみたら、これが実にいい。音楽のボキャブラリーが実に豊富で、売れ筋のものも、売れな筋のものも、縦横無尽に作る。「Slave of Love」とかふざけんなという作りでした。

あと、彼はきっとピアノでもギターでも作曲できるんじゃないかな。それぞれの楽器の持ち味を使ったバラエティに富んだ極彩色のポップス群に感嘆したわけです。

そして11月21日にリリースされたアルバム「Wizard」は、そういう期待を裏切らない内容でした。それで「騙されたと思って父に付き合え」と言って次女を渋谷に連れ出したわけです。

タワレコ渋谷でのインストアライブは初めての経験でした。
すでに「Wizard」は他で購入してしまったので、実際の所は彼のライブを見れるかどうかとというのは半々ぐらいに思っていたのです。

そうしたら驚いた。
12時ぐらいから百人以上階段近辺に行列を作っているんです。
聞けば「整理券の無い方は12時50分ぐらいから案内します」とのことでした。
まあとにかく、案内場所付近で待ち続けたところ、「それではどうぞ」と会場に案内されました。

会場前のポスター

待っている時から思ったのですが、見渡す限り女性がほとんど。
野郎は1割以下。年齢層は20代~30代が多いけどもっと上の方もかなりいる。おっさんほとんどなし。次女は若いほう。

思いのほか男性が少ないことに関して、次女に「こういうものなのか?」と尋ねると、「そういうものだろうね」と返されました。

会場のはるか後方に流れ込み待つこと数分、ステージにご本人が登場。
曲は「ウララ」からスタートしました。

何しろずっと後方だから、ほとんど顔が見えない。横のモニターで彼のピアノを弾く手を凝視したりしながら聞きこんでいました。

お次は「夏の夢」、そしてお気に入りの「Slave of love」と続きます。
そしてニューアルバムのキラーチューン「Winter Beat」はバンド形式では初披露とのことでした。

改めて生で聞いても彼のポップセンスは凄いと思うし、同じピアノ弾き語り男子ということであれば、末光篤も凄い好きなのですが、ビッケブランカにはこりゃあ女性ファン多いわけだなという涼しげなルックスもあるわけで、こうした場所で見れるもの最後になりそう、いやなってくれたらいいなと思ったわけです。

そして最後はお約束の「まっしろ」でおしまいでした。

というわけで、はるか後方に手だけ写っている管理人でした。