肉こそはすべて2009 ~降るのか晴れるのかはっきりしろ~

教室事件簿

滅多にないような、腹立たしい天気だった。
降るかと思えば、次の瞬間にはやむ。
雲の隙間から晴空が垣間見えるかと思えば、風が強くなり、横殴りの驟雨にさらされる。
どうにもこうにも判断のしようがない。
今夜からの政局より先が読めないから始末に終えない。

ギリギリまで雨よけのテントを購入するかどうか悩んだけど、
「グレイゾーン」ということで「中止する」と判断するしかなかった。
そこで当初の約束どおり、
「原則中止、来れる人は現地にて食材の分配、来れない人は食材を寄付する」ということにした。
参加者に何らかの手段で連絡した。

「あわよくば実施できないだろうか」ということは、
現地に向かいながらもずっと考えていた。
だから一通りのBBQグッズ(紙皿とかコップや割り箸)だけは一応持参した。

ところが、現地手前の平潟町付近で雨が車の窓ガラスを叩くようになってきた。
「あら、こりゃあ、やっぱ無理だよな」と思った。

ところが奇跡が起こった。

現地へついたら雨が霧雨に変わったのである。

この段階で現地には11人の人が来ていた。
みんなの「やりたげな」顔を見ているうち、
最終的に自分の「晴れ男」を信じようと思った。
「使用する食材を減らして、短期決戦でBBQをやろうと思います。
雨が強くなったら即効撤退しましょう。
そして残った食材はみんなで分けようと思いますが。いかがでしょう?」
集まった人たちに異論はなかった。
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そして6回目の「肉こそはすべて2009 ~緊急~」が始まった。

管理事務所であらかじめ予約していた食材とレンタルコンロを借りる。
飲み物に関しては、事務所横の売店で各自が購入するようにした。
そんな中、イサオ君がビールとカクテルを沢山寄付してくれたので、
みんな飲むものには困らなかった。
管理人はいつものとおりコーラだった。

そしてマサトシさんは「バーベキュー奉行」として活躍してくれた。
あの風の強い状況で満遍なく木炭に火を通してくれた。
一個の木炭に火を通しておいて、その周囲に木炭で「ドーム」を作り、
最終的に満遍なく火を行き渡らせる。そのテクニックには感動した。
風が強すぎて難儀したのだろう。他のBBQの2グループが種火を貰いに来たぐらいだから、その技術は凄いものがある。本当にお疲れ様でした。日本酒しかお礼できなくてすみません。
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その後の3時間、ほとんど雨に悩まされなかったのは、奇跡以外の何ものでもなかったけど、食べている途中で「晴れ男、晴れ女」の決をとったら、8割ぐらいがそうだったから、そういう念が曇天を押しのけてくれたことは間違いないだろう。

その後は金沢文庫でお約束のカラオケ。
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ニャンコ先生とデュエットした「クリムゾン・キングの宮殿」は面白かったなぁ~。

出席した皆さん、お疲れ様でした!
出席できなかった皆さん、結局食べちゃってスミマセン(笑)。

それと.....寄付しようと大量に買っておいた花火が未使用のまま余ってしまいました。
来年まで置いておいても湿気てしまうだけです。
何かいいアイデアはないでしょうか?
(例:9月のどこかで緊急でやる?)。

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