高田渡死去

おみおくり

本日未明、ツアー先北海道釧路の病院で、フォークシンガーの高田渡が亡くなった

超然とした風貌、時代に対して超然とした音楽の数々が本当に好きだった。
ワタルさん、これでドクターストップを気にせずに、心おきなく酒が飲めますね。

ゆっくりおやすみなさい。

高田渡って誰?という人はコチラ
ここにも悲しみの記事が...

追記 : 僕のタカダワタル定義
高田渡【タカダワタル】
60年代の末、アメリカのトラディショナル・フォークと大正時代の添田唖蝉坊などに代表される「演歌士(街角でバイオリン片手に時事問題を歌う人)」の音楽を融合させて、非常に個性的で普遍的な独自の音楽世界を作り上げたフォークシンガー。代表作に「自衛隊へ入ろう」「生活の柄」「自転車に乗って」「ブラザー軒」「ホントはみんな(ハウスシチューCM曲)」などがある。

「日本の吟遊詩人」という言葉がこれほど似合う人物も珍しく、ギター片手に全国のライブハウスをライブを行い、飄々とした風貌と絶妙なトーク、そして素晴らしい音楽で観客を魅了した。また、大酒飲みでライブ中に居眠りしてしまうという志ん生さながらの実績(?)を持っている。

そうした彼の音楽は、インディーズレーベルの先駆けとも言えるURCレコードの復刻リリースの中で、近年若者の世代でもカルト的人気を得ていた。

享年56歳。

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