株式会社ミューズポート設立

教室事件簿

11月10日、4月にお隣(404号室)に越してきたばかりの司法書士さんを通して株式会社ミューズポートの登記申請を行いました。
今までの僕は個人事業主だったのですが、株式会社ミューズポートの代表取締役に就任しました。

さらに株式会社USオーナーズカンパニーとの教室加盟契約満了にともない、12月24日からは、全く独立した「ミューズポートボーカル教室」として新たなスタートをします。
ミューズポートボーカル教室
ここまで来るのに6年かかりました。
これもひとえに素晴らしいスタッフに恵まれたこと、そして皆さんの温かい応援があったからだと思います。
この場を借りてお礼申し上げます。

こちらにも書きましたが、「ミューズ」は文芸を司る複数の女神という意味がありますが、僕は「音楽=Musicの語源」としてとらえました。
「ポート」には横浜ならではの「港」という意味がありますが、「集う場所」とか「入口」という意味もあります。音楽を愛する人が集う場所、音楽とつきあおうという人にとっての入口、単純に「音楽の港」、まあ色々な意味を持たせました。

ロゴマークほかCIデザインは絵本作家でイラストレーターのヤナキヒロシさんにお願いしました。この方は朗読劇「イソゴのアリスと仲間たち」で知ったのです。温かみがあって、親しみやすさがあるそのイラストに「これだ!」と思った瞬間にコンタクトをとっていました。お隣に司法書士の方が越してきたときに「これだ!」と思ったのと一緒です。

会社定款を作成するにあたって、スタッフから「描いてゆきたい夢」を集めました。だから業務内容は「こうなりたい!」「こうありたい!」というものが多いのですが、実はどれもこれも小さいながらも今までやっきたことを大きく書いています。そして基本がボーカル教室であることにかわりはありません。軸足がぶれぬように留意しながら、前へ進んでゆこうと考えています。

実際のところ、登記に必要なお金さえ支払えば、社長なんて誰でもなれるのです。株式会社は設立できるのです。
それよりも大切なのは、社長になり続けること、会社を維持させてゆくことだと肝に銘じています。

この6年間、誰が何と言おうと僕とスタッフたちは正道を歩んできました。楽しいことも沢山ありましたし、辛いことも沢山ありました。でもそうした中で、生徒さんに限らず色々な方々に支持されてきたこと、そうしたことの積み重ねのうえ、そして辿ってきた道の一直線上にこのような姿を築くことができたのだと考えています。

若輩ものではありますが、今後も精進を重ねて参ります。これからも応援のほど、よろしくお願い致します。

教室事件簿