Mack & Boogies / 西横浜バル・エル・プエンテ

管理人のたわごと

「練習ばっかしてーんじゃねーよ。見てるより弾け!」というのが昨年後半からの自分のテーマです。昨年の秋から鍵盤武者修行を再開させました。コンスタントにステージに出て弾こうかなと。

そうしたらMackさんが自分のソロライブで1~2曲プレイして欲しいとなり、それが次第に枠が広がって…..

そして2月22日、3年ぶりのバンドでの出演となりました。
Mack & Boogiesの鍵盤サポートとして出演させて頂いたのです。

イベントは「Yokohama Boogie Train」。会場の西横浜の「バル・エル・プエンテ」でした。
そりゃあもう、凄いバンドばかりが集まったのです。

クオリービート

1:クオリービート(The beatles)
名前からしてThe Beatlesのトリビュートバンドだなぁとは思っていたわけですが、誰かと思えばGeorge Harrisonの担当がMr.Wilson(これまたThe Beatlesトリビュートバンド)でお馴染みのKazuuさんでびっくり。彼らがトップバッターというのは大正解で会場がいきなりヒートアップしました。

ドラムさん、Wilsonのムッチさんとは明らかにプレイのスタイル違うのですが、どっちにせよThe Beatlesというのがこの世界の奥深さだなぁと思いました。

2:The Shower Of Rain(American Rock)
Sheryl Crow、Todd Rundgren、The Doobie Brothers...
数カ月前にtwitterでフォロー入れさせて頂いてからDMでやりとりがあったのですが、その時はまさかこういう形での対バン出演になるとは思ってもいなかったのです。DMだけのやりとりでもTwitter主、いい雰囲気の方だなぁと思っていたら、Vo.のNaomiさん、ラブリーでキュートな素敵な方でした。

Shower Of Rainのステージはとにかく選曲がかなりツボで、あまり他のバンドがカバーしそうでしない曲ばかりだったのがツボでした。

ノーノーボーイズ

3:ノーノーボーイズ(ガレージ系GS)
MCによれば「横浜で最もクソなバンド」なんですが、もしかしたら自分にとって最もツボなバンドです。MCでもキワどく触れていましたが、単なる懐古趣味じゃなくて、GSの持つガレージパンク性を前面に押し出したバンドなんです。

しかも選曲がヤバい。ガリバーズ「赤毛のメリー」とか、カップスの「本牧ブルース」とか重箱の隅を突いてくる選曲がたまらない。そう彼らは「 Nuggets (ガレージロックの名コンピレーション)」の世界から来たGSバンドなんですね。

ドラムスのマキジローさん、事故のため片手で叩いてたのですが、まあとにかく「GS」の想像を遥かに超えたバンドでした。

Mack & Boogies

4:Mack & Boogies(Blues系オリジナル & Stones e,t,c,)
...に鍵盤で参加させて頂きました。とにかく凄いバンドだなと思ったのは、メンバーが歴戦のツワモノで、いくらでも鍵盤にあわせてくれるんです。こちらが押せば引いてプレイしてくれるし、こちらが引けば押してプレイして下さる。

「いいのかなぁ」と思うぐらい自由に弾けたと思います。よくもまあこのワタシを起用してくれるなぁと思うぐらい素晴らしいミュージシャン揃いのバンドです。

惜しいのは….全然自分の鍵盤の音が聞こえないこと。あと、ハコにマトモな譜面台がなくて二度も倒れてしまったこと。そのやり場のない怒りを鍵盤にぶつけたので、ヒートアップはできました。

よくこの環境で皆さんプレイできるなと。ううむ自分はまだまだですね。色々な意味で勉強させられました。

バンド現象

5:バンド現象(オリジナル)
聞き覚えがあるバンド名だなと思ったらBoogesの柿沼さんがバンマスのバンド。とにかく繰り出すリズムスタイルがあまりにも豊富ですげーバンドだなと。

そして横須賀愛とラーメン愛が炸裂。
曲のCメロでラーメンを称えるんですが、こんなロック聞いたコトないです。あっいけねえCD買いそこなった!

出演者で記念撮影

というわけで楽しい時間でした。

ライブ後に、最後まで会場に残っていたのは、私とノーノーボーイズのベースさんとギターさんのお二人。3人とも同世代でディープな音楽談義に花を咲かせたのでした。

ずっとお話していて思ったのは、とにかく音楽ボキャブラリーの豊富さ。あれもこれも聞いている。全然ノーノーらしからぬのも聞いている。そういうボキャブラリーの豊富な中からあえて「GS」を選んでいるから、単なる懐古趣味ではない奥の深いプレイがあるんですね。