親子の都合

9月3日の上大岡ミュージックジャムによるストリートライブ at 赤い風船前広場ですが、どうも台風12号の影響で雲行きがアヤシクなってきました。

当日朝10時の時点で実行委員長のヌッキー竜ちゃんが判断します。
その場合はTwiiterでつぶやきますんで、まだフォローしてない方はフォローしてくださいね。
これでも強力な晴男のつもりなんですが、さらに強力な「雨男」の竜ちゃんもいたりするので、事態はまだまだわかりません。

さて、ニュースなどで台風の進路を見ていたんですが、どうも台風の進路は四国から瀬戸内海を抜けて中国地方をまっすぐ北上するようですね。
「これだったら、やや風は強いかもしれないけど、上大岡は大丈夫かも?」なんて都合のいいように考えました。

だけど、このコースを台風が進んだ場合、シャレにならない事態に陥る人が身近にいることに気づきました。
僕の親父です。
ちょうどこの3日、親戚の弘さんの四十九日法要で岡山(新倉敷)へと行くことになっているのです。
「始発の新幹線で行く」と言っていましたから、午前10時すぎには新倉敷に着くことになるでしょう。
午前10時といえば岡山県はちょうど台風の目の中です。
そもそも岡山に行くのは不可能だと思います。名古屋あたりで新幹線は運転を休止してしまうでしょう。

そこで父に電話しました。
「3日に岡山を台風が直撃しますよ」
「本当かよ?」
「ニュース見て下さいよ。法要行なわれる時間には岡山は台風の目の中ですよ。せめて前日に行ってホテルに泊まって下さいよ」
「いや、前日はゴルフなんだよね~」
「雨の中でゴルフできるわけないでしょう」
「よしわかった、ちょっと考えてみるよ」

おそらく父は前日に岡山へ向かうことでしょう。

この状況をわかりやすく説明すると、
台風がこのまま北上した場合、息子はストリートライブで楽しめるけど、父は台風の直撃を受ける。
台風が東にずれた場合、ライブは中止だけど、父のことは安心してよい。
ということになります。

親子といえども、状況によっては「好都合」と「不都合」が間逆になるんですね。

そんな中で思い出したことがあります。
1970年の夏に父と岡山に行った際も、岡山は台風の直撃を受けました。
1994年の冬に父と岡山に行った際には、岡山は数十年ぶりの大雪でした。

父に「岡山に天変地異をもたらす男」と命名したいです。