家計外

051215.jpgどんな状況でも「家計外」という扱いを受けているアーチストが、僕にはいる。
ロックバンドのThe Whoがそれにあたる。

これに関しては何を買っても許されてしまう。
家内もこのアーチストに関しては評価しているし、
それに関する支出は許さざるを得ないと思っている。
逆にこれに関してとやかく言うことはダブーである。

こういうアーチスト(いや何らかの「趣味」でもいい)
をいくつもっているかというのが、
オトナの人生の深みだと、僕はそう思っている。
(単なるムダ使いの言い訳なんだけどね。)

というわけで今日も買ってしまいました。
12月14日発売の
The Who 「Tommy & Quadrophenia Live」。
これでウチにある彼らの作品は120ウン点になったはず。

最初に彼らの音楽に魅かれたのが中学2年生の時だったから、
もはや26年ファンをやっていることになる。
当時の彼らの日本での人気というのはお話しにならない位だった。
「ざ・ふー?何それ?」
「ああ、そういうのいるねぇ。ギター壊す連中だろ」
とか、愛想の笑顔で会話が中断する経験を僕は何度もしてきた。

ひと言で魅力を説明しがたい彼らの音楽も音楽なのだが、
とにもかくにも当時はこういうロックバンドは全くウケなかったのだ。

ところが、90年代以降になってミッシェル・ガン・エレファントや奥田民生などの影響(だけではないと思うが)によってThe Whoの再評価ブームみたいのが発生し、それが今でも継続している。

国内でも簡単に彼らのCDが入手できるようになったし、
ほとんど皆無に等しかった映像ソフトも、今日僕がフラッとヨドバシで購入したように、簡単に買えるようになった。

そして来年には、The WhoのPete Townshendが1969年に書き上げたロックオペラ「Tommy」のブロードウェイミュージカル版が、東京で公演される

ウッシッシ...