ポニカロード ワンマン at 新宿Ruido K4

あんちゃんがMCでみせる小悪魔的な瞳。
あかりんがダンスの決めポーズでみせる妙にセクシーな瞳。
のんたんのニコっと笑うとなくなってしまう瞳。

ステージでみせる三者三様の瞳が実にいいなと思いながら帰ってきました。こういう時は僕もいちファンになっているわけです。
そこには「いいライブを見せてもらったなぁ~」という満足感も含まれています。
ポニカロード ワンマン at 新宿Ruido K4
今日(もう昨日)は、新宿Ruido K4で行われたポニカロードの3周年記念ワンマンライブへ行ってきました。
ポニカロード ワンマン
このBlogを初めて読む方に説明しておくと、彼女たちは馬車道発横浜アイドルの3人組で、横浜を中心に活動をしています。
メンバーはリーダの入船あん(あんちゃん)、太田あかり(あかりん)、住吉かのん(のんたん)の3人です。
ポニカ横浜活動地図
(会場にあった横浜ポニカ活動記録。都築・緑・旭・泉・栄・金沢区がまだ「公式活動として」イベント出演がない区。ただし神奈川県警防犯応援アイドルとしての活動を加えればほぼ全区を網羅していると思われる)

まさか二度目のワンマンで「東京上陸」やるとはぶちまけたなぁ~と思ったけど、ぶちまけたものが大きければ拾えるものも多いわけですね。

漫才の横浜ヨコハマ(浅井企画)の前説で会場が温まった後、メンバーの3年目の想いと様々な活動の歴史を織り交ぜた映像が流れました。自分もイベントにたずさわった「ひまカラ Vol.2」のステージが流れた時にはジーンときました。
ポニカ 港南区
(港南区の活動写真には、ありがたいことに管理人が撮影した「ひまカラ」画像を使って頂いた。そして当の本人….)

ステージレポに関してはファンの方々が色々書くと思うのでそちらに譲ります。
ポニカファン for ワンマン
ポニカロードファン一同からの花
僕がいつも感心するのは、そのファンの方々の素晴らしい応援と質の高さです。

いつもイベントでファンの方々にお会いすると、気持ちのいい方々だなぁ~と思うわけですが、今回はこんなことがありました。

サブライズゲストとしてYoutubeの「れのれらTVチャンネル」の「れのんちゃん(5歳)」と「れいらちゃん(2歳)」がお母さんと宮城県から来てくれました。彼女たちはポニカのファンなんだそうです。

ステージでポニカと一緒に「ポニカハリケーン」を歌ったのですが。れいらちゃんがあまりの人の多さに緊張したのでしょうか。ステージでフリーズしてしまったのです。そうしたらそれまでの曲では熱狂的なコール・アンド・レスポンスで応援をしていたファンの方々が、まだ2歳の子供さんがなるべく緊張しないようにと、静かな手拍子と、一緒に踊ろうよ的なやさしいまなざしで踊りの振りをしながら、その小さなお子さんを見守ってあげたのです。誰が言うでもなく、自然とそうなったんです。素晴らしい瞬間でした。

いっぽうステージでは、のんたんとあかりんが、れのんちゃんと踊り、あんちゃんはれいらちゃん目線にしゃがんで、何とか緊張をほどこうと一緒に歌っているんです。

ポニカとファンたちをひとつのコミュニティだと考えた時、そのクオリティを維持してゆくことって、大変だと思うのです。だけどこういう局面をみると「いいものを生み出してゆこう、いいもの続けてゆこう、それが我々の楽しみなのだから」という精神を、しっかりポニカもファンも共有できているんだなぁと思います。
ポニカロード
さて、三者三様に個性が豊か、というのは今の時代のアイドルの絶対条件だと思います。
でもポニカがメンバーの個性(小悪魔?、天然?、妹分?)以上に凄いと思うのは、個々のキャラがしっかり立っている、つまり単独でも勝手に動くことができるキャラ揃いだということです。そこには作られたアイドル感もなければ、(プロダクションに)操られているアイドル感もなにのですが、彼女たちがかなり素のままで行動しても安心して見れるわけです。

そして、さらにそこにはいまどきのアイドルにしては珍しい全力によるダンスアクションが加わります。

素の自分を全力でぶつけてきた時、それは人の心を直撃するのでしょう。
そこが彼女たちのライブに心を打たれる理由なのだと思うし、誇りを持ってそれを共有できるのでしょう。