人体は不思議だった

行ってきました「人体の不思議展」(2月27日)。
東京駅にて
人体の神秘を知りつつ、横隔膜の構造や声帯のしくみを知ろうという学術的ツアーだったが....
最終日前日の日曜ということもあり、会場は大盛況。入場券を手に入れるだけで30分待ちという状態だった。

最初はいささかなりとも、標本になった方々へ敬虔な気持ちを持って臨もうと思っていたが、次の瞬間にはそういう気持ちは無残にも吹き飛んでしまった。

3cmに縦スライスされた「人体」を見て、そういう気持ちになる方が無理。これは見なかった人にはわからない。会場に行った人間だけが実感できる感情ではないだろうか?

そして、人体はかくも複雑で、かくも神秘的で、進化過程の偶然の産物にしては、あまりにもドラマチックだった....これもまた、会場に行った人間だけが実感てきる感情なのだ。

怒号まで飛び交う大混雑の会場で、見やすいところから見てゆくため、会場内では次第に別行動。とても「ハイこれはですね~」という状況ではなかった。

それでも出席者の皆さん(7名)はおのおの「リアルな横隔膜」や「リアルな声帯」に接することができたようだ。

会場出口で(こういうのが苦手な)古川先生ほか2名の生徒さんと待ち合わせして、銀座に繰り出す....と言っても贅沢するわけではない。

ささやかに「鳥ぎん」の釜飯でお腹いっぱいになった次第。

教室事件簿

Posted by spiduction66