通算1001本目
管理画面を見て前回の「FileZillaに乗り換えた」が通算1000本目の記事だったということに気付きました。我ながらこの辺境(偏狭)ブログをよくぞ書き続けたと思います。
元々このブログは管理人が趣味でやっているサイト「下山事件資料館」に「管理人のたわごと」というタイトルで記事を書き始めたのが始まりでした。
それは2003年10月4日のことでした。当時はブログよりもCGIスクリプトの「日記」が全盛の時代でしたが、肝心の本人が「日記を書こう」的な気合がなかったので、単純にhtml形式でダラダラ「たわごと」を書き始めたのでした。
サーバにブログ・ツールのMovable Typeを乗っけてブログ形式にしたのが2004年の7月のことでした。
この時に「上大岡的音楽生活」と名前を改めめたのです(ちなみに現在はWordpressを使っています)。
そして書き溜めていた「管理人のたわごと」をタイムスタンプを同期させて「上大岡的音楽生活」にコピペ移転させました。
ですから「最初に書いた」記事がこんな感じで残っています。
当時僕が書いていた記事は短文の「つぶやき」に近いものばかりでした。
今じゃTwitterが全盛ですが、結構この点では先を行ってたんですね。
ただ、どんどん記事が長くなっている(冗長になっている)んじゃないかと反省はしてます。
そんなわけで自分で自分を記念するのもナンですが、過去1000本の記事の中でアクセスのあった記事上位15本を紹介してみます。
「上大岡的音楽生活」アクセス数ランキング
●1位「ロマン・ポランスキーとシャロン・テートとチャールズ・マンソンとスーザン・アトキンスとテリー・メルチャーとビーチ・ボーイズとビートルズと....」
映画監督ロマン・ポランスキーが逮捕された際に書いた記事でした。メインはチャールズ・マンソン事件でした。ササッと書いた記事だったのにいまだにアクセス数が安定して高いです。
●2位「ヒロシマ -被爆建物(1)- 旧燃料会館(現平和公園レストハウス)」
広島で被爆しながらも現存している建築物を重点的に廻ったことがありました。そんな中で5本をUPしたもののひとつです。
ちなみにその5本は、
ヒロシマ -被爆建物(1)- 旧燃料会館(現平和公園レストハウス)
ヒロシマ -被爆建物(2)- 比治山多門院鐘楼
ヒロシマ -被爆建物(3)- 山陽文徳殿の法輪
ヒロシマ -被爆建物(4)- 御幸橋
ヒロシマ -被爆建物(5)- 広島赤十字病院
でした。
このシリーズは中断していますがもっと廻っているんです。今後も折があれば書いてゆきたいです。まだまだ紹介していない建物があります。
●3位:「祖父と湯の花トンネル列車銃撃事件」
祖父が昭和20年8月5日に体験した出来事について書いたものです。この記事を書くのに1年ぐらい時間をかけました。
自分にとってブログとは「日記」ではなくて「記事」なんだなと、改めて感じた瞬間でした。
また九州大学で議会制度史を研究されている教授さんから「戦前の議院事務局の方が書き遺した日記は希少」ということで、調査研究して頂くきっかけとなった記事でした。
1000本の中でも一番思い入れのある記事です。
4位:「八甲田山雪中行軍遭難事件」
ここまできてお気づきだと思いますがトップはすべて事件や歴史上の出来事の記事ばかりなんですよね。
「下山事件」なんてやっている人間としては有難いことですが、どうみても経営者ブログではありませんね、ここ。
5位:「浅子神輿店の頃」
これは意外でした。大学生の頃に千葉県市川市の浅子神輿店でアルバイトをしていた時の記憶です。
あのお店や神輿という文化が、いまだに大勢の方に愛されているのが嬉しかったです。
6位:「スターボー」
1980年代に一瞬で消え去りながらもいまだに愛され続けている(と思われる)テクノ三銃士のリアル体験記。
スターボーがいまだに大勢の方に愛されていることを痛感しました。
7位:「狂ったダイアモンド シドバレット死去 –」
シド・バレットは永遠の命を持っているのでしょう。きっと。
8位:「十三参り in 京都法輪寺」
なぜこれが8位なのかよくわかりません。あれから次女も十三参りをすませました。
9位:「日比谷パークビル(旧日活国際会館)最後の記憶」
かつて日比谷にあったビルの記事です。2003年に撮影して、2007年にUPした記事ですから、足掛け4年書いていたことになるのかな?
最近Twitterでもこの記事をご紹介頂いたことがあり、驚いています。
10位:「あさま山荘、友部正人、そして1972年」
「あさま山荘訪問記」とかのタイトルにしたくはありません。まあこのあたりでいいと思います。
11位:「航空事故の話」
「オチもないのに長いです」とお断りしているのに....ちなみに今年(2012年)に飛行機に乗ったため、恐怖症は克服されたと思います。多分。
12位:「東名高速の大井松田~御殿場間は右ルートか左ルートか?」
力を入れて書いた記事よりも、こういうササッと書いた記事が上位に来るもんなんですよね。
13位:「『ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER』全画像解説」
2006年頃にはダントツのアクセスを誇った記事でした。実に手間がかかったし、大勢の方のコメントで成立した記事でした。
14位:「70年代のタレントトランプ」
手を抜いているんだか、抜いていないんだかよくわからない記事ですが、歴史学における年代特定の方法論としては正解なのではないでしょうか。
15位:「賞品は….」
昭和41年に富士山上空で発生したBOAC機墜落事故に関する記事です。
なお、一日あたり最大アクセス数を稼いだのは「ひこにゃん」。
2009年1月2日の1326というのが最高です。一時間あたりでは(推定ですが)「志津屋のカルネ」。「県民SHOW」でカルネが紹介された途端に一時間で326アクセスという数字となりました。
両方とも適当にササッと書いた記事なので「なるほど、ブログとはササッと書くものなのだな」と思いつつも、相変わらず態度を改める気がないのが僕のよくないところです。
こうやって見ていると「上大岡的音楽生活」を「事件生活」に改めるべきなんじゃないかと思いますが....まあいいか。
自分が好きな(思い入れのある)記事とアクセス数のある記事は必ずしも一致しないのですが、そのヘンに関しては、このブログが幸運にも10周年を迎えたらUPしてみようと思います。
このへたれブログをご支持頂いているキトクな皆様、ありがとうございます。
皆様のご支持なくては、ここまで来れなかったと思います。
今後も「上大岡的音楽生活」をよろしくお願い致します< (_ _)>
ディスカッション
コメント一覧
継続は力なり!!
見習わなくては…見習わせてください…見習うにはどうしたら…
しょーちゃん
見習うなんてとんでもないですが、継続は力というのは正しいです。
僕の場合、なーんも書くことがない時は1か月でも2か月でも書かない覚悟で週1~2回書いてみる、というところかもしれません。
あとは外部Blogのいいところは静かに書ける、ということかな(笑)