中央道上り小仏トンネル渋滞の抜け道はこれだ
個人でやっている「抜け道研究会」ですが、長年(?)の実走調査が実を結んだのがこれ。
中央道上り小仏トンネル渋滞時の抜け道です。
(中央道抜け道(大月ICから相模原IC)
大月ICから下道を利用して、圏央道相模原ICまで抜ける道です。
慣れれば1h20m~40mぐらいで抜けられます。
中央道上りの渋滞はお約束みたいなもの。
談合坂SA渋滞(特にGW、お盆時)、上野原IC付近の車線減少、前後区間のサグ渋滞、小仏トンネルでのスピード低下などなど複合的な理由から発生します。
以前からこの区間の抜け道には2つの説がポピュラーでした。
1「道志みちを使え(神奈川方面)」
(都留IC→県道24→R413)
2「R139で青梅に抜けろ(東京方面)」
(大月IC→R139→R411→圏央道青梅IC)
おっと、もうひとつありました。
3「陣馬山抜けろ」
(R20→県道521→八王子西ICほか)
まあ色々と言われてきましたが、新しい「抜け道」はほぼ中央道とR20に並走するのと、この先のIC(上野原、相模湖)前を通過するので、いつでも大道(たいどう)に戻れるってトコロがポイントです。交通状況を見ながらの離脱・回帰が可能です。
(中央道旧道)
(Google Mapで上空からみた所。左側が旧道、線形を緩くした右側が新路線)
あと、日本で唯一の高速道路の旧道(廃道)区間を走ることができます。今は対向車線になっていますが、「長い下り坂、速度注意」などの看板が現存しています。
(中央道旧道 長い下り坂、速度注意の看板)
抜け道が好きな人間って、時間が短縮できるとか、高速料金が節約できるからというのは二次的な理由なんですよね。
極端な話、時間がかかっても、逆にガソリン代が高くついても「そこに抜け道があるから」という理由で走るんです。
あとは安定した時間が確保できること。
どんな状況でも確実に1時間20分程度で抜けられるという「保証」ぐらい大きなものはありません。この道を見つけたことで、しょっちゅう行く長野県を手中に入れた気持ち(「指呼の間」という意味)になったのは大きいです。
私は中津川からR19(通称「木曽高速」)と権兵衛峠を越えて伊那ICに入るルートが大好きなのですが、関西から戻る場合でも、中津川あたりへ来ると「帰ってきた」という気分になるから面白いものです。何よりも渋滞を後目に側道を走るのは気持ちのいいものです。
最後にお約束のご注意。
1:当該ルートは、なぜかGoogle Mapでもナビでも「ひと続きの道」としてみなされていないポイントが3カ所あります。従ってナビなどでルート上の任意の2点を結んでも、違うルートに案内される可能性があります。
2:交通案内や交通規則は常に変動します。実際のルールに従って下さい。また現在のルートが恒久的に通れる保証はありません。
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