The Who “Wire & Glass”

上大岡的音楽生活

またまた読む人だけが読んだらいい記事。考えてみればblogというものはすべからくそうなんだけど....たとえばこの記事にコメントなどいらないし、「買ってくれ」とも言わない。これは僕自身の備忘録だから。

イギリスで7月24日に発売されたThe Whoの新曲"Wire & Glass"がようやく手元に到着した。
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2004年の"Real Good Looking Boy"以来約2年ぶりの新曲で、企画ものを抜かせば、単独のシングルとしてでリリースされるのは、22年ぶりじゃないかと思う。

曲名として、
1."Sound Round" – 1:22
2."Pick Up the Peace" – 1:28
3."Endless Wire" – 1:51
4."We Got A Hit" – 1:18
5."They Made My Dreams Come True" – 1:13
6."Mirror Door" – 4:16
と表記されているけど、実際には全ての曲が1トラックでつながっており、いわゆる「ロック・オペラ」形式になっている。

サウンド的には"Quadrophenia"時代のThe Whoっぽい音だという印象を受けた。そもそも1なんぞは"Who’s Next"のアウトテイクだという。

バッキングのメンバーのサポートがいつになくいいせいか、演奏も往年のWhoを彷彿させるタイトなものになっている。もちろんPeteの「ジャカジャーン」ギターは健在だ。音楽的には...相変わらず独特のいい味を出している、と言っておこう。この音だけは、誰にも真似できない。

いよいよ10月26日には、24年ぶりのオリジナルアルバム"WHO2″もリリース予定。思えば最初に彼らに出会ったのが1979年だったから、足掛け30年近く聞いていることになる。
そして、コイツらのお陰で今の仕事をしている。

こうなりゃ、墓場の中まで、聞いてやるぞ。

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