家族サービス

ぶうらぶら

2月11日(日)
ふと、今年になって家族サービスらしい家族サービスをあまりしていないことに気づいた。かといって家族サービスを心がける人間でもないんだけど、今日になって各構成要員の思惑が噴出し始めた。僕は温泉にどっぷり入りたかった+α。子供はドライブとアイススケートがしたかった。家内は「海の景色のいいところ+α」という要望だった。というわけでこれらの課題をすべて2日間で処理しようということになった。
この日は夕方3時に家を出て、こんな所へ行った。

まず、逗子から葉山方面に出たのだが、以前から国道134号を通るたびに気になっていたカレー屋さんがあることを思い出し、ここで夕食をとることにした。
名前は「卯月」と書いてRabbit Moonと呼ぶ。
Rabit Moon

店内に入ってびっくり。白黒テレビ、桐の箪笥、柱時計、ボンカレーの看板、戦前の絵葉書...といった具合に昭和風のグッズで埋めつくされており、このようなちゃぶ台でも食事ができる。
Rabbit Moon
メニューも豊富で、葉山牛のカレーからベジタリアン向けのカレーまでざっと30種類ぐらいあった。ライスは雑穀米でおかわり自由だから嬉しい。
葉山牛筋カレー
カレーはトマトで煮込んだ甘味があり、葉山牛スジのお肉がとろけるようで美味しかった。

その後、長者ヶ崎から秋谷へと「お望み通り」海沿いの道を走ったうえ、横須賀の衣笠十字路の近くにある、佐野温泉「のぼり雲」というスーパー温泉(銭湯ではない)に行った。

近場で行ける温泉を調べた結果なのだが、こんな場所にあったとは...

2月12日(月)
なぜか東京まで出てダイドードリンコアイスアリーナ(旧東伏見アイスアリーナ)へアイススケートに行く。ここならば東神奈川よりは若干広いし、場所も場所なんで、すいているかなと思ったのは超甘い考えだった。ほぼイモ洗い状態。
自称「銀盤の彗星」にとっては一年ぶりのアイススケートだったが、普段ローラースケートをやっている長女にとうとう勝てなくなってしまった。しかも足の筋肉まえ引きつりやがって、こりゃあ明日は片足引きずること間違いない。あーヤバいヤバい。
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その後下北沢へ出て、元サニーディ・サービス曽我部恵一さんが昨年から開いている「CITY COUTRY CITY」というお店へ行く。

CITY COUTRY CITY
CITY COUTRY CITY
まあ看板を見てもわかる通り手作り感覚の店でして、そもそも「曽我部恵一の店」なんてダサい看板はないし(当たり前か)、ビルの4Fだから知っている人以外は何の店だかわからない。一応barの体裁なんだけど、中古のアナログレコードを販売していたり、音楽系の書籍や写真系書籍を販売していたり、たまにライブハウスになったりと、脈絡のなさがいかにも曽我部さんらしかった。何しろ幼稚園でライブやってCDをリリースする人だからね。

コーナーの片隅に曽我部さんが特別にセレクトし、「ヒマを見つけてコメントカードを書いた」というコーナーがあった。個人的にはMartin Dennyのアナログ盤(\3,000)に心動かされたが、考えてみればCDで持っているので、そのヘンはドライに割り切って、「レコードコレクターズ」の「アトランティック・レコード特集」に心動かされるにとどめることにした。

でもこれは家族サービスじゃないな。

ぶうらぶら