59喉、TASKE Live at 武蔵小金井アートランド(2007/7/8)

ライブレポ

某オケイコが意外と早く16時に終了し、さっそく車に飛び乗って出発する。

上大岡でmakotoを拾い、途中のコンビニでパンとじゃがりこを購入、運転しながらパクパク....都心に突入せずに第三京浜の川崎ICで降りて多摩川の堤防道路を突っ走る。武蔵小金井まで所要時間1時間20分...クソ、二子玉川付近の事故渋滞さえなければもっと早かったのに....

駐車場に車を停めると、アートランドのある見当へ早歩きする。

ところで武蔵小金井アートランドってどこだ?
この辺りじゃ有名なライブハウスじゃないの?.....んなわけない。
そのヘンにいたお兄さんに尋ねると
「わかりません」
サスガは59喉が出演するトコロだけある。

ようやく「あっちの方向」と教えられて、そちらへ進む。
何やら路上から地下へ降りる階段がある?
makoto「ここですかね~?」
耳をすますと、地下から電磁波系のノイズが聞こえてくるではないか。
僕「間違いない、ここだよ」

急な階段を降りてゆくと、そこが会場だった。
コンクリート打ちっぱなしの会場内は、無力無善寺(高円寺)ほどのアヤシゲな雰囲気はないものの、逃れるコトの難しい地下迷宮特有の空気に満ち溢れていた。

59喉の出番はマダだったが、ラッキーなことにTASKEのステージも見ることができた。
今日は"司会"と聞いていたが、そりゃそうだよな。出るよな。
TASUKE
TASUKE

TASKEと会うのは一年ぶりだったけど、今日もまたトミーとの絶妙なカラミを見せてくれた。「だって僕らはさがみっ子、どんな時でもニラメッコ、はじまりはいつもコケコッコ」という歌詞が好きなのだ。ゆっくりお話したかったけど、時間がなくて残念だった。

なお、「TASKEのステージに対して、どう反応していいのかわからない」という人のためにその対応を説明する。笑え。

続いてTASKEの紹介によって59喉が登場する。
このTASKEの紹介がまた素晴らしかったのだけど、残念ながら撮影し損ねた。
「なってたって59も喉があるんですよ、59ですよ。60でも58でもないんですよ『59喉』って。何しろ割り切れない数ですよ、59って数字は」みたいに延々と5分は続いたと思う。

そして59喉が登場した。
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3ヶ月ぶりに見るステージ。鬱積した衝動でつき進んでゆく。その理由が何かはわからないし、その対象が特定の何ものでもないことは確かだ。ただ大きな衝動が彼を動かしているのを感じた。
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一瞬ファインダーが捉えたその目は、狂気に満ちていた。普段はフツーの人(凡人)で社会生活を送る人間が、ステージに立った瞬間に破壊への衝動(狂気)へと変貌する一瞬を捉えられたのかもしれない。
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今日の喉は完全にブチ切れていたと思う。
でもコートプレイは相変わらずカッコいいし、マイクを使わないので、こういう場所ではかえって声がよく通っている。相変わらず力強いヤツだな、と思う。

さて、ライブが終わると僕は車を取りに駐車場まで走った。
59喉、makoto、そして厚木と横須賀から来た彼のファンを乗せて、21時ちょうどに武蔵小金井を後にした.......何しろお次のライブが待っているからね。

ライブレポ