クィーンを独演する男、”tea” (リュウ at Lazybones)
今年は何だか凄い本数のライブを見に行っている。一日二本なんていうのもあったっけ。まあ、趣味と実益を兼ねた仕事の美味しさってヤツだ。
さて、土曜日はキタさん、マコトとともにThe Losebeatのリュウちゃんによる別ユニット、"リュウ&James"などが出演するイベント「Mack Presents ~アコースティックナイト~」に行ってきた。
場所は関内のLazybones。
基本はビートルズ・トリュビュート系のバンドメンバーによる別ユニットのライブだ。だから演奏する曲の大半はビートルズだった。アコースティックライブなんだけど、普段の4ピースバンドの制約を離れて、皆さんリラックスした雰囲気の中でやっているトコロがミソだった。
最初は「鉄馬」という2人組ユニット。ちなみにこのイベントはこのユニットの「馬」にあたるMackさんが企画されたイベントもの。そしてしょっぱなから「鉄」にあたる「てつぼう」さんの"Mr.Moonlight"に感動する。
この人、ボーカリストとして凄いです。声がタフです。
ライブの後、下のコンビニで立ち話をしたけども、とても屈託のないキャラクターで、たちまちマイミクさんになって下さいました。普段は新宿の"Lennon House"で活躍中とのこと。
お次はヌッキー(リュウちゃん)&James。
地元ヨコハマだけあって、場内に「リュウちゃーん」と声援が飛び交う。
相変わらずバカ話やエロ話ばかりだけど、営業的なThe Losebeatに比べるとリラックスしていた。
相変わらずツカミが上手い人だなと思う。いきなりトークで始まるものね。それにLosebeatのステージに比べるとラフだけどリラックスしているっていうか何ていうか....自分のペースでの演奏をやっており、それがまた普段知っているリュウちゃんとは違う余裕しゃきしゃきのボーカルとなっていた。Johnのソロ曲「God」とJamesの「In My Life」のギターソロは感動もんでした。
そして......何が度肝を抜いたって、そりゃあteaさんの「ひとりQueen」。
ギター一本でQueenを演奏しながら歌ってしまうのだ。
以前からこの方の話はリュウちゃんから聞いており、
「僕なんかどーでもいいからteaさんだけでも見に来て下さい」とのことだったけど.....本当にこりゃあ凄いよ。
クラシック・ギターの影響のあるギタープレイでQueenのアンサンブルを再現し(低い弦のベース音でリフを入れながら、高い弦でブライアン・メイのギターソロやメロディ・ラインをからめてゆくというのが基本...アレンジもユニーク!)、おそらくはクラシックの影響のあるボーカルスタイルでフレディ・マーキュリーを再現してゆく。お客さんの多くはteaさんを知らなかったようだけど、一曲聴いただけで、「うぉーーっ」というどよめきの中、たちまち惹きこまれていった。
音楽には様々な表現手段があるけど、teaさんのスタイルはそんな中である方向に素晴らしく突出しているなと感じた。それと世の中にはまだまだ知らない音楽が沢山あるのだなと、自己の卑小さにも落ち込んだ。とにかくこんな素晴らしいステージを見れてよかった。
誘って下さったリュウちゃん、ありがとう!
ディスカッション
コメント一覧
すごく楽しいLIVEだったんですよ。
変なしがらみが無くて。
Jamesはいい奴です。最高の「アニキ」です。
お互いの持味が出せたのかと思います!!
このノリをUSのイベントに持っていこうと思ってます!!
>リュウ@Losebeatさん
お疲れサマでした。
とても考えさせられたライブでした。
ぜひUSのイベントに持ち込んで下さいませ。