某Kさんのトークライブ at 某所は....「棒」だった

ライブレポ

うまい棒でおなじみの某Kさんだが、実はウチの某顧問会計事務所のスタッフでもある。
今日はその某会計事務所の「経営セミナー」で横濱某所へ行ってきた。
なんだか「某」だらけだが、まあいい。

「経営セミナー」であるからして、大変勉強になる話を、スタッフの皆さんが順番にしてゆく。
たとえばそれは「長期的な視点で見る中小企業の経営動向」であったり、「継続的な黒字会社をつくる9つの原則」であったり....単なる音楽バカの僕にとっちゃ、そりゃあもう.....

そして本日のメインイベント、某Kさんによる講義が始まった。
某Kさんのテーマは「会計データからつかむ業績アップの着眼点 ~変動損益計算書の戦略的活用~」というスゴいもの。

数日前から「あえいおう」の発声練習をしていたという某Kさんが壇上に上がる。
以前から「ニヤニヤしながら拝聴するよ」とは言っていたが、
本当にニヤニヤしてしまう。
心なしか某Kさんもニヤニヤしている。

話の骨子は経営の指針や目標設定のために、「変動損益計算書を活用することの重要性」、なわけだけど、「何だそりゃあ」という僕のようなバカな人種のために、具体例を挙げながら説明してゆくというものだった。トークのペースも落ち着いていて、初めてのトークとは思えなかった。

さて、この時点ではとてもとても堅いお話だったけど、僕は密かに某Kさんが何かやらかしてくれるんじゃないかと期待していた。ただセミナーをしている方々も、受けている方々も堅そうな雰囲気だし、とてもじゃないが、何かをやらかせる雰囲気じゃないな、とも感じていた。

そして講義がいよいよ終盤になった時、某Kさんは期待通りやってくれた。

変動損益計算書を経営に活用していると思われる企業の具体例として登場したのがコレ。
うまい棒
Power Pointで大スクリーンに映し出された映像を見た瞬間、「そうきたか」と思った。
でも、笑っているのは僕だけじゃねえか....

株式会社やおきんが、原材料上昇の中、一本10円という価格を維持するために、どのような施策を打っているか、ということ。その施策のために変動損益計算書を戦略的に活用しているに違いない、とまあそういう話だった。ついでのおまけに一番原価が高い「うまい棒」は「たこやき味」なんていうネタまで登場。

某Kさん、
ちゃんと「棒」で自分のペースに落とし込むトコ、素晴らしかったです。

最後に先生のオハナシ、まとめました。
1:変動費=原材料費などのように売上にともなって増減する費用
2:固定費=人件費などのように売上が増減しても変動しない費用
3:限界利益=売上ー変動費
4:これをブラックボックスに落とし込むことで、将来的な経営の指針となる数字を検討できる。
よろしいでしょうか?

ところで質問ですが、僕んトコって、変動費ってあるんでしょうかね?

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