フリーのほうが

教室事件簿

CDのライティングソフトなんだけど、以前から有償のWin CDR、最近はB’s Recorder GOLDを使っていた。

ところが、今日になってライティングのミスが頻発し、完成したCDが位置ズレ(トラックの始まりが曲の途中からはじまる)ばかり起こしている。あっという間に5~6枚のCD-Rをムダにした。

CDドライブの劣化かともおもいつつ、ソフトのせいかとも思いつつ、色々調べてみたらフリー(無料)ソフトでExact Audio Copyというのがあった。正規版は英語ソフトだけど、有志の方による日本語化バッチもある。
日本語で詳しく書かれた解説サイトもあった。

ダメモトでインストールして試してみた。そしたらあっさり完璧なCDを焼くことができた。
これにはさすがに驚いた。元々ショボいPCではあるけど、こんなトコロで有償より無償ソフトの方が性能を上回るとは思わなかったからだ(ソフトとPCのCDドライブの相性もあるのだろう)。

さて、巷にはこんな風にとてもいいフリーソフトが沢山ある。それらは様々な機能を網羅するようなタイプではないけど、メーカー品より軽量に動作する場合が多い。僕の職場のPCも購入当時(4年前)からバンドルされていたソフトの多くは姿を消し、フリーソフトへと切り替わっている。

そうしたソフトばかりを紹介している窓の杜Cow & Scorpionなんかはブックマークをつけている。これらはメーカー製ソフトと比べると、前述したように余計な機能を排除した軽量なソフトが多く、かつPCに負荷をかけないモノが多いので、長い目で見ればPCを長持ちさせていることも間違いない。

「フリーの方が」というタイトルには、PCソフトに限らず色々意味を持たせることができる(組織的制約からの自立とか、カスタマイズのしやすさとかね)。いずれの場合でも相当な自己責任が伴うってことだけは事実だ。
ひと文字違いだけど「フツーのほうが」安全かつ安心なこともまた事実だったりする。

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