Spring Live 2010

ライブレポ

前代未聞の長丁場となってしまった今回のSpring Live 2010。
皆さん本当にお疲れ様でした。
笑いあり、涙あり、感動あり、シンケンジャーあり、そして照明のハプニングありと濃すぎるライブだったと思います。
あっという間の5時間45分でした。

トップバッター抜擢で初めてふりつけに挑戦したイサオ君、
高校入学の喜び、お母さんの誕生日のお祝い、これをお母さんに歌でプレゼントしたサキちゃん、
結婚をはじめて報告したタケシ君、そしてEXILE好きでユニットを組んだ「募集中」カズ君、
還暦記念に2曲、しかもはじめての英語曲に挑戦したフキさん、
お孫さんが一生懸命「ばぁば」の声援を送っていたとしさん、
体調もよくなり、今回はソロでの初ステージとなったマサトシ#2さん、
サンタナとヴァニラ・ファッジというオヤジ好みの選曲で、MC予告どおり演奏までも楽しませてくれたリーさん,
初めてギターなしというスタイルでのデュエットに挑戦したフセ王のお二人、
緊張するといいつついつもと同じ落ち着いた表情で韓国語曲を歌い上げたガコちゃん、
ご主人からのステージ出演記念のプレゼント、美しい白の衣装が素敵だったサチエさん、
さすがは年の功、初出演ながら落ち着いた表情でSASを歌いあげたタケシ#2さん、
ゴスロリのファッションも可愛らしく、1人2役をこなしながら歌い上げた夢ちゃん、
何十年ものカラオケ経験の中で初めてのバンド体験に驚きながらも、見事に歌いあげたマサアキさん、
シンケンジャー・ショーで観客を楽しませてくれたつっつー、そして朝からスタンバイして準備してくれた黒子&外道衆&切られ役のみんな、
真剣諸刃取りに近い「ベースの弾き語り」をカッコ良く決めてくれたノブさん
「絶望」を言葉に代えて弾き語ったオチダトモ、
こみあげてくる涙をこらえながら、お母さんへの感謝の気持ちを「ギフト」したユキちゃん、
「涙」から笑いへ、上映禁止トーク(?)で会場を笑わせながら、素敵なデュエットをユキちゃんと聞かせてくれた「たまらない」ヌッキー@リュウちゃん、
「いいとも」演出で会場を笑わせながら、のりちゃん先生の誕生日までも祝ってくれたさぉこじの二人、
もう直ぐお子さんが生まれるという喜びを、カンツォーネとクラシックで歌い上げたマサヒコさん、
お子さんが見守る中、父から家族への愛情を「I Love You」で歌い上げたキヨシさん、
初登場&初ブロックトリという大役を、最初は緊張しながら、最後は楽しそうにのりちゃんとのデュエットをみせたカツヤくん、
ハーモニーが感動的だったMUSEPORT for Africaの皆さん、
照明のハプニング中断にもかかかわらず、それを「降りてきた笑い」に置き換えて、一気に会場の雰囲気を引き戻してくれたゆっちぃ、
イソカラもそうだったけど、自分のスタイルをどんどん作り上げてゆき素敵なバラード2曲を歌い上げたJUNYA君、
シャッフルビートにカッコ良いボーカルを乗せて、会場内に「チェリー」をバラ撒いたおーさん、
これまたギターを捨てて前代未聞のボーカル・デュエットにチャレンジしたとーるさん&Boosukeさん、
メタルを越えたケルティックなサウンドと、幽玄な照明が実にマッチしていたねこまたぎさん&おーさんの縦笛、
初ステージながら、丁寧に堂々とフクヤマを歌い上げたシンちゃん、
過去の中でもナイスな選曲で、ベストなステージを見せてくれたリョウヘイ君、
ロックなカッコ良さと、ピュアなボーカルで、MUSEの音楽世界を再現したあいむちゃん、
18才ながら堂々としたEXILEを聞かせてくれたヨシオ君。
同じ18才、ピュアな歌声が可愛らしかったりさちゃん、
「シャウト」「ラップ」....今までないスタイル(?)で新境地を開いたマサトシさん、
6年の成長をたった1曲の中に見事に凝縮させたさぉちゃん、

本当に皆さんお疲れ様でした。
そして、またもや素晴らしい演奏をしてくださったチャーリーズ・ミュージック・バンドの皆さん、PAを担当してくださったターナーさん、セッティングを担当してくださったヌッキー@リュウちゃん、カカ王さん、ビデオカメラの撮影を手伝ってくれたKumuちゃん(今回は二人で手分けして編集します)、カメラ撮影を手伝ってくれたJUNYA君、そのほか色々な局面で協力してくれた皆さん、ありがとうございました。
様々な教室の発表会を見てこられたマサトシさんのご友人の方から「やはりミューズポートのライブは素晴らしい、なかなかあそこまで生徒さんが楽しく出演されている発表会はないです」とお褒めの言葉を頂いたのが、何よりの誇りです。

真っ白な塗り絵があって、そこにみんなで色を塗ってゆく。そして立派な絵ができあがる。
今回ほど、それを感じたライブはなかったです。

僕は今回が長丁場であること、一方で画質のクオリティを保たなければいけない点(DVDは1枚2時間が画質を保つための限界)から、「MCをカットして2枚組する」という構想で撮影に臨みました。しかし、今回ほど様々な人生が交錯したライブはなかったと思います。皆さんのMCはとても大切なものです。そしてシンケンジャーも....ですから、今回だけ特別3枚組、あるいは片面ニ層DVDでリリースしたいと思っています。照明のトラブルもまたドキュメンタリーです。笑いも涙も愛もすべて入れてみたいと思います。時間はかかるでしょうけど、いいものを作りたいと思います。お楽しみにして下さい。

さて、照明ダウンのトラブル。
ハコを借りたものとして、深くお詫び致します。

ライブにはトラブルがつきものです。
しかし、ハコとして照明のダウンはあってはならないことです。
万が一それがあっても、何らかの形で解決しようとするハコとしての姿勢があったかどうかが大切です。
懐中電灯を買いに走ったのも、蛍光灯を引っぺがして持ってきたのも、結局我々スタッフでした。
主催者としてイベントを継続させるために、今まで練習してきた生徒さんのために当然のこと、最善のことをしただけです。

きっと私たちのライブのクオリティ....もちろんそれは、単なるテクニック的な話ではありません.....音楽を楽しむ姿勢とか、気持ちとか、熱意とか....そういうものがドンドン発展して、もうあそこでは対応できないのかもしれません。
苦難の道のりになりますが、たとえ小さくても安心して生徒さんを委ねられる場所を探します。
這ってでも探します。

幽玄な雰囲気が出たこと、会場に不思議な一体感ができたことは何よりの救いでした。
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後で「しまった、あの時やればよかった」と後悔しまくったシナリオ。

またもや「外道衆」登場。
外道衆:「ふっふっふっ、照明を壊してやったぞ」
つっつーケンジャー:「そうはさせるか!」というところからバトル。
ところがつっつーケンジャー窮地に追い込まれる。
つっつーケンジャー:「うっ、コレでは勝てない、も、もっと光を!」
外道衆:「ふっふっふっ、俺様に勝てると思うたか」
そこにスクラップ・ブッキングゆっちぃ登場。
スクラップブッキングゆっちぃ「つっつーケンジャー応援に来たぞ!」
つっつーケンジャー「おお、す、すまない!家事からバトルまで」
スクラップブッキングゆっちぃ「何をわけのわからないことをを言っておるのだ!さあ二人であやつを倒そう」
つっつー&ゆっちぃ「スクラップ剣!」
外道衆:「うぎゃ~」

これにて一件落着。
スクラップブッキングゆっちぃ「これでライブを再開できるぞ。灯火が無くとも歌は生きている。まずは私めから歌おうではないか」
「こんにちぱ」を歌いだす。

ライブレポ