ヨコスカ春の歌の祭典
日付の感覚がぐちゃぐちゃなうえ、「フジフジ富士Q」のチケットがとれなかったため(4分で完売?)に若干ヘコんでいるspiduction66です。
ビートルズの翌日は演歌(歌謡曲)....ということで、横須賀市文化会館の大ホールで開催された「ヨコスカ春の歌の祭典」というのにharuさんとharuさんのお母様と行ってきました。もちろんお目当てはまつざき幸介さん。
何しろメンバーが凄い。
若山かずささん(コロムビア)、岡ゆう子さん(テイチク)、小桜舞子さん(テイチク)、北川大介さん(クラウン)、幸介さん(ウイング)、三山ひろしさん(クラウン)....つまり21世紀の演歌界のそうそうたるメンバーが集まってしまった、というわけです。
1000人収容の大ホールは満員。そんな中でまずは6名が1人2曲ずつステージ。
まつざきさんは三山さんに次ぐ2番手で「君すむ街」「鎌倉残照(Ac ver).」の2曲、
FMブルー湘南でDJをやっていることもあり、横須賀での知名度が抜群なまつざきさんに「松ちゃーん」とファンの熱い声援が飛ぶ。ペンライトの数も一番多かったと思います。
北川大介さんはレコード大賞優秀作品賞受賞曲の「おまえを連れて」を熱唱。絶妙なトークで会場を笑わせてくれました。
...という感じでひとまわりした後は衣装替えして1人1曲ずつ熱唱。
今度はまつざきさんは「6月のジルバ」を熱唱。
いわゆる「ド演歌」とは違うまつざきさんの楽曲は、全体の流れの中でひとつのアクセントになっていたと思います。
普段は演歌は聞かないで洋楽ばかりを聞かれるharuさんのお母様が「ジルバはいいですね~」とおっしゃっていた位。
最後は全員で「青い山脈」を合唱....この会場におられるお客さんより世代的には古いんじゃないかなと思いました。
お客さんがみんな表でリズムとっちゃうのと、フラッシュたいてガンガン撮影するのには驚きましたが、とにかく熱気が凄い!普段J-PopやRockのライブばかり行っているわけですが、それに劣らない熱気が会場に充満していました。
帰りがけにISO-KARA 2010で美空ひばりを熱唱してくれたゆきのちゃんご家族とパッタリ。駅までご一緒しました。
その後haruさんとお母様と食事。haruさんのお母様はお嬢さんに劣らず前向きな方で(時折パワーに圧倒されますが)、世の中の状況などなんのその、決して周囲のせいにせずに自らの生き方を選んでいる方で、とても刺激を受けます。
今日出演された方も同様です。
若山さん、岡さんにはCDショップに勤務していた時代から「堅く」売れる方でしたし、確か北川さんはデビューして間もないながら「期待の新人」だったことを思い出しました。
1990年代~2000年代の演歌シーンは、急激な演歌市場の縮小という嵐の中で大きな世代交代を行ったのが特徴なんです。昔は「1曲大ヒットすれば一生もの」だった時代もありましたが、現在は堅実CDのリリースを重ねて堅実にそれを売ってゆく時代(それはCDショップも一緒ですが)。そんな変化の中を「前向き」に進んでかいくぐってきた方々には本当に頭が下がる想いがします。
まつざきさんもそんな中で日々精力的に活動しており、確実に高いステップへと進まれています。成果を残しています。そうしたステップとしてこうしたイベントに出演されたことが、本当に嬉しかったです。
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