Kamioooka Music Jam Vol.5 (上大岡ストリートライブ)

ライブレポ

さて日曜日に行われた今回のストリート・ライブは(まあ、いろいろとオトナの状況がありまして、そこは省略します)、上大岡「赤い風船」管理会社さんのご好意により、通称「アカフー」前(ユニクロ隣)の広場を利用して行われました。

とにかく椅子も用意できたし、インフラも整備されているし、通行人も意外と多いし、客層も駅前とは全然違う中でのイベントとなったのです。
とてもいいライブイベントとなりました。管理会社さんありがとうございました。
それとお手伝いに来てくださったカカ王さん、ありがとうございました。

(JUNYA)
JUNYA君はいささか緊張気味だったけど、いきものがかりにも挑戦。「青春の影」と「YESTERDAY ONCE MORE」はとてもいい雰囲気を出せるから、ずっと歌ってほしいです。


(Gako)
飛び入り参加から3回で自分のステージングを作っちゃったGakoちゃん。「緊張しない」という性格は彼女の勝負強さなんでしょうね。アンコールには笑いました。


(SPI66 from C’dars)
今回は10月24日の杉田臨海緑地公園での野外ライブの告知をしながらソロで3曲。Dylanの「Knockin’on Heaven’s Door」(Piano ver)、Beatlesの「Help!」(Johnがもし70歳まで生きていたならばこう歌っただろうVer.)、ムッシュ「やつらの足音のバラード」(地球創世記バージョン)。なんとか頑張ったけど声出ないなぁ~。そして急遽hitomiさんとNoriちゃんに参加してもらってTheree Dog Night「Joy To The World」(3分の1C’dars Ver.)をプレイしました。とても盛り上がったんでよかったです。


(hitomi from C’dars)
お次はhitomiさん、本日初公開のオリジナル曲(何とタイトルも決まっていない)をプレイ。とてもいい曲でした。


この頃になると会場は盛況。ただ駅前とは違ったイベント的な雰囲気。通りがかった生徒さんも3人見ていってくれました。ただ雨が心配でした。曇空が広がる中で、時折ポツリ程度の雨が降るかと思えば止む感じでした。


(Yuki)
Yukiちゃんは風邪で喉の調子が悪かった中での出演。でも歌いだしたらその瞬間からYUKIワールドを作ってしまう力は凄いです。歌っている途中で「ごほごほ」したので曲そのものを中断しちゃったのには笑いました。


(Kumu from Bright Night)
iいつもバンドサウンドを見慣れているだけに、アコラもそうですが、彼の弾き語りステージってとっても「アリ」だと思います。意外とありそうでないスタイルだからです。練習中の曲をちょっと歌いかけて「やっぱりやめときます」には爆笑。でもその落ち着いた感じは、普段ステージをこなしているだけに流石だと思いました。


(ヌッキー@リュウ)
先週はThe Beatlesだったけど、今回はナガブチ。フト気づいたのだけど駅前と違ってココだと改まったMCになるんですね(笑)。
以前からBA-330は電池駆動ではリュウちゃんのボーカルのポテンシャルを引き出せないと思っていたけど、今日は電気が使えたということもあって、とてもいい音を出していた。

さて、先述した「オトナの事情」ですが、今回は絵に描いたような「災いを転じて福となす」というような状況となったおかげで、ストリートライブにも新たな可能性(空間)が生まれたわけです。ただ厳密に言えば「赤い風船」は「路上」とは異なるイベント空間。ちょっと改まった形としてはいいですが、路上特有のくだけた感じにはなりません。一方でインフラが整備されていることや、アンデスや他の団体を気にせずにできるメリットもあります。

あくまで「路上」に拘るのか?こうした確保された空間に拘るのか?僕はその両方だと思います。
さらに駅前で表現するにしても、その突破口を知ったことで、今後色々な形で活かしてゆけたらいいんじゃないかと思います。

ライブレポ