“Bright Side Of The Road” 渋谷Take off 7

ライブレポ

言い訳じゃあないんですが、同時にいくつも(コレとイソカラとSpringなどなど)イベントを抱えたために、かなり凄いことになっています。自業自得な面もあるんですが、まあちょっとやりすぎました(笑)。連日徹夜で仕事しています。

ようやく一段落したので、こうやってblogを書いています。そんなわけで今回はサクっと行きます。
お題のとおり3月11日に渋谷Take off 7で行われた「Bright Side of The Road」についてです。

Kumuちゃんへ
お疲れ様でした。そして無事成功おめでとう!
Bright Night初のイベント主催、大変だったと思います。
眠れないような日の連続だったろうし、何よりも想定外の事態の連続だったでしょう。僕はたいがい慣れましたけどね(笑)。今回はKumuちゃんの企画をサポートするうちにどっぷり浸ってしまい、そのうえ図々しくもイベントタイトルまで考えてしまったわけですが、実に面白い形ができあがったと思います。

今回はバラエティーに富んでいて、最後まで飽きの来ないイベントでした。
J-Rock(Punk&Game)、弾き語り、ジャズ、カラオケ、オルタナ(若干V系)、J-Rock(Pop&V系)という感じで、ものの見事にジャンルもスタイルもめちゃくちゃだったわけですが、おかげで最後までとても楽しめました。何よりもよかったのが最初からお客さんがどっと来てくれたということです。マックス60名以上はいたのではないでしょうか?
応援に駆けつけてくれたマサトシさん、タケシ君、なぎさちゃん、喉君もありがとうございました。皆さんの応援がとても嬉しかったです。

よく考えたら「何でもアリ」というノリはミューズポートのライブもそうなんですよね。
バンドに所属していないし自分のオリジナルをもっていない人もいれば、弾き語りでオリジナル書いている人もいるし、Kumuちゃんのようなバンドのボーカリストもいるわけです。そして自力で300人のホールを満員にしちゃう方もいます。誰もが潜在的に「人前で自分の歌を伝えたい!歌いたい!」という気持ちを持っています。そういう人たちに等しく出演できる機会を作ろうと思って「イソカラ」やったり「Spring Live」やったり「Street Live」のためにBA-330を買ったり、自分で出演しちゃったり、挙句の果てに真夜中の残業をしたりしているわけですが、そういう中で行われた今回のイベント。これによって、音楽イベントの新しい形みたいなものが自分の頭の中でもとても膨らんできました。そういうきっかけを作ってくれたKumuちゃんに感謝します。

友希ちゃんへ
朝イチの恐怖メールありがとう。僕もKumuちゃんもあれで「目が覚め」たよ。イソカラでも似た経験があるので「何とかなるだろう」とは思ったけど「Because You Loved Me」のコンテンツ違いはマジで想定外だった。酷い話だね。

そして素敵なステージありがとう。MCも落ち着いていたし「ギフト」ではじわんときたよ。

帰りの車の中で喉と3人でしたSteve Wonderネタが面白かったな。「What Key?」の話を人前でしたのは始めてだった。史上最長の曲名が「I Call It Pretty Music, But The Old People Call It Blues(Part 1)」っていう話もね。んでもって気がつくと酔っ払って寝ているし.....こっちも横横では睡魔に教われそうだった。横須賀SAで喉が買ってきたコーヒーを巡るあなたとのトンチンカンな会話なんて覚えていないだろうね。

Chiemiへ
どうせこのblogを読んでいないのだろうから、好き勝手に書くよ。
ずいぶん大人びたなと思いながらステージを見ていた。高校帰りにボテボテのジャージ姿で来ていた頃から、もう2年もたってしまったんだね。

相変わらず肝が座っているんだか、座っていないんだかよくわからないChiemiだけど、歌詞の落とし方が常人と違うのには笑ったよ。たとえば「君の瞳に恋してる」という歌詞があった場合、フツー落とすのは「君の瞳」の部分なのに、Chiemiは「してる」の部分を平気で落っことすからね。
「主催してくださったBright…….えーとBright ナンだっけ?....えーとえーと、ああNightに感謝します」にも大笑いした。全然主催者へのお礼になっていないじゃねーか。
MCも動きもすべて「愛すべきChiemi」ペースでやっていたけど、それでいてお客さんには自然に真っ直ぐと向かっていたなぁ。そしてあの歌。とりわけ4曲目が凄かった。Chiemiというひとりのシンガーのことを印象づけられたと思うよ。

リクエストの安室をやってくれたのは嬉しかったなぁ。
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二人に出演を誘った時、僕はこういう尋ね方をしました。
「仮に渋谷のいいライブハウスで30分歌えるとしたら、出る?」そうした二人とも出演の条件も聞かずに即答で「出たい!出ます!」と言った。「いくらかかるんですか?」なんて切り出さなかった。
「そうだよね、歌いたいんだよね」。
その気持ちに一番心打たれました。
だからこそ、二人にとってとてもいい「成人式」になったと思います。

Bright Side of The Road
通りには必ず建物の影になってる側と、日の当たる側があります。
だとすればKumuちゃんも、友希ちゃんも、Chiemiも、日の当たる側を歩いていって欲しい。
そういう願いを込めて、そんなタイトルにしたんです。

ライブレポ