セプコンや、ああセプコンや

ライブレポ

戸塚駅前の「ペディグリーチャム」で行われたセプテンバー・コンサートのカラオケイベントが無事終了した。
出演された戸塚校、横浜南校、戸塚歌謡連盟、手話ダンスの皆さん、お疲れ様でした。

今回のイベントでは、上大岡方面から出場した生徒さんもそうだと思うけど、僕自身も色々なことを感じた。それを書いてみます。

まずアウェイであるということで、気軽な部分もあるし、気を張る部分もあったということ。

主催者が「とつかフリーステージ実行委員会」さんなので、自分が主催者の場合とは雲泥の差で気軽。だけどそんな気持ちでいると、デジカメの替えのバッテリーを忘れたり、ビデオの延長コードを忘れたりする。デジカメはバッテリーが落ちるし、撮影中に電源コードが抜けたり抜いたり抜けられたりして、2~3度撮影を中断させてしまった。いつもなら電源周りは一番注意するところなので、自己イベントでは考えられないようなポカをやってしまった。

その一方で、「あんな団体、二度と呼ぶな!」みたいな失礼がないようにと緊張もする。だから生徒の中から若くてパワーのありそうな男の子2名を応援要因として早めに出てくるように要請、出演者にはなるべく最後のステージまで見てゆくようにお願いした。それに自分の番が終わったら、はいサヨウナラじゃあ何も学べませんから。

そうしたら上大岡組は本当によく参加してくれた。撤去まで手伝ってくれた。1回目の合同ライブ以来伝統の「ハマナミズム(注=2004年の30校合同ライブで、別にそうしろと言ったわけでもないのに、他校の応援を一生懸命やっていたのが、横浜南校だけだった)」で相手の所属を選ばずにどんどん応援してくれた。僕はそれがとても嬉しくてたまらなかった。

それとこれも書かなきゃいけない。
普段のライブは気の知れた場所で行うし、気の知れたメンバーが大半だ。ところが今回は「アウェイ」なだけに、「上大岡組」を見守る目がどうしても温かく優しくなってしまう。いや、いつも冷たいというわけじゃないんだけど......なんだかこうやって戸塚という地に遠征して参加してくれた「上大岡組」が可愛くてたまらないのである。あっ僕と同世代のマサトシさんやまつざきさんには失礼ですよね(笑)。ま、とにかく「頑張れ頑張れ」という気持ちも当社比150%ぐらいなのである。
そしてみんな素敵だった。美辞麗句じゃなくて、本当に音楽を楽しんでいるという感じ。

これを出演者サイドで考えると、やはり「アウェイ感がたまらない」という意見は多かった。「通行人の冷ややかな目、義理的な拍手がたまらない」というMな人もいたな。それと楽譜のない曲も歌いたい、という声。これはもっともだ。生バンドの中のカラオケより、カラオケの中のカラオケだもんね。たった一回だけ、戸塚校の吉田みのりオーナーが歌う際に、僕が紹介さしあげたのだけど、この際に直感的に頭に走ったことがある。
「発表会においては、自分の成果を発表するというスタンスが大きいけど、こういう場ではお客さんを楽しませるというスタンスを大きくしなければいけないんだな」。当たり前といえば当たり前なことだし、そんなこと「イマージュISOGO」で気付けよな、と思うんだけど、本当にそう思った。
実は来年の初頭に他校とホールでのカラオケ音源を利用したニュー・イヤーライブを考えていたのだけど、会場の確保が困難でポシャってしまった経緯もある。このあたりは来年の僕の課題としたい。

今回上大岡から参上したのは、
ゆっちぃ
かほちゃん
オチダトモ
じゅんや君
つっつー
しもじゅん
りえさん
カミム
たづちゃん
せいぼう
ゆきちゃん
あやの
ちぇみ
マサトシさん
さお☆こじ
そして特別ゲストの
まつざき幸介さん
の16名。
それにプラスして飛び入りタイムではりえさんのお嬢さんも出場。
昨年が6名だったことを思えば、いい感じ。

そして応援に
キタさん
ハマー(横浜北校オーナー夫人だぜ!おい)
マサトシさんのTheater Brook仲間と、
なんだか凄い人たちが駆けつけてくださった。

最後にはまつざきさんを囲んでの記念撮影もあったりして、とにかく音楽とそれに関わる人たちのつながりや縁を楽しめる一日だった。
お誘いくださった上、司会から歌までこなされた戸塚校の吉田オーナー、本当にありがとうございました。
とても多くのことを、僕も生徒も学びました。

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