Acoustic Style 2012
ミューズポートの3大音楽イベントの一つ「Acoustic Style 2012」が終了しました。
参加して下さった皆さん、大変お疲れ様でした。
唐突ですが、こんな話をします。
僕やスタッフはスクールを運営し、イベントを運営する立場なのですが、そういう立場を抜きにしてしまえば、一人の人間です。その「人間」の中においては、今のポジションというのはその一部に過ぎません。
僕の場合は家に帰れば単なる「ヘンなお父さん」だし、車を運転させれば単なる「静かなる走り屋」だし、The Whoのコンサートへ行けば単なる「熱狂的なおっさん」だし、熊山遺跡へ行けば単なる「歴史マニア」です。
ですから立場というものを抜きにしてしまえば...つまり「人対人」という関係においては、逆に多くのことを生徒さんから教わっているのです。
これは皆さん、どんな仕事においてもそうかもしれません。
僕やスタッフなどは好きな音楽という触媒として行える「人対人」の関係があるだけに、なおさら面白がってこの仕事をしているのだと思います。
なぜ、こういうことを書いたかと言えば、こういうライブイベントの中で、改めてそれを教えられるからなんです。
生徒さんの真剣な姿、緊張した姿、自分のベストを出そうとする姿...そういう様々な表情を出す姿を見るにつけ、そういうことを実感するのです。
真摯に一曲一曲の歌と向き合う姿を見ていると、多くのことを教わります。あるいは様々な真理みたいなものを実感します。
話は変わりますが、こういう仕事をしていると、よく酒(コーラ?)の肴になる話があります。
「プロとアマチュアの違い」ということです。
「人からお金を頂いて表現する人はすべてプロ」という人もいれば、
「音楽だけで食べてゆけるのがプロ、そうでないのがアマ」という人もいれば、
「メジャー在籍以外はアマでしょう」という人もいます。
「メジャーデビューして、売れて、しかも売れ続けている人以外は全員アマ」というバッサリな人もいます。
これには明確な定義などありません。
でも深くつきつめてゆけばゆくほど、「とどのつまり人間とは何か?」というとこへ話が行ってしまうので、面白いのです。
だけど、今回のライブの打ち上げで、僕に吉野ユウヤ氏が話してくれたことは、ひとつの真実だと思います。
「ここの生徒さんには、プロ以上にプロのスピリッツを感じます」
最後に献辞。
おいで頂いた大勢のお客様、
出演してくださった生徒の皆さん、
サポートして頂いた吉野ユウヤさん、渡辺裕太さん、
PAのIkuraさん、横須賀Angeloのスタッフの皆さん、
お手伝い頂いた大勢の生徒の皆さん....
特にセッティングをサポートして下さったヌッキー竜ちゃん、
カメラ担当のK君、受付担当のKAKEL、RIKA、そしてココちゃん
この場を借りてお礼申し上げます。
ディスカッション
コメント一覧
いつも貴重なライブを開催して頂いてありがとうございます。
一体感があるけど、なあなあにならない緊張感と
その微妙なバランスの中で創り上げられている
言葉では伝えきれない素敵な空間です。
ますます音楽が好きになっちゃいます!
そしてかかわっている皆さんのことが好きになっちゃいますね(^ ^)♪
お一人お一人良さが違い、お一人お一人から素晴らしい感動をいただけた一日でした。
たくさんあり過ぎてまだ整理がついていないです。笑
(感動が大きすぎると人は戸惑ってしまうものだと最近感じています。笑)
打ち上げの時にニャンコ先生から素敵なご縁のお話を聴かせて頂き、改めて皆さんとのご縁に感謝させていただきました。
宗さん、皆さん、本当にありがとうございました。m(_ _)m
宗さんお疲れさまでした。
ここ2ヶ月あまりサイモンとガーファンクルと真剣に向き合っての生活で、デッサンの日々に明け暮れていた浪人時代に戻ったような気持ちになりました。つまり熱くなっていた頃の自分と再会しておりました。
前日のレッスンでは声がでなくて足が痛くて、リハでだめだったら本番出ないで、そのまま旅に出ようと思ってました。結局本番ぐだくだでしたが、終わってからの恒例打ち上げ師弟バトルや先生方とのお話はとても楽しく、幸せな気持ちで家路につくことができました。
ありがとうございました。
>カカ王さん
こちらこそありがとうございました。そしてお疲れ様でした!
素敵なお言葉ありがとうございます。
音楽というのは重要なエレメントですが、それよりもずっと幅の広いフィールドの中にいる「人間」。その人間同士が表現しあうのだということをきちんと念頭に入れながらイベントをやってゆくことが、大切なんだと改めて実感しました。
>noriちゃん
お疲れ様でした。
戸惑うどころか、noriちゃんの感性だと多すぎる感動の海に溺れてしまうんじゃないかと思います。「縁」という言葉が出てきましたが、「一期一会」という言葉がとても好きです。そんな中に音楽の表現ってこともあるのだと思います。その時、その瞬間しか表せない表現というものには、何度も直面してきましたから。
>ニャンコ先生
お疲れ様でした。
とても歌に真剣に向き合っていること、今回感じておりました。またバンドと違うニャンコ先生とヒロさんを見た気がしました。
ニャンコ先生も浪人時代を体験されているんですね。あの時の感覚っていうのは自分の人生の中でもとても大切なもので、あの1年がなければ今の自分はないと思っています。きっとニャンコ先生も同じ想いがあるのだと拝察いたしました。
幸せな気持ちでお帰りできたこと、本当によかったと思います!
お疲れさまでした(^^)
参加はしてませんが、あの場に行くと後悔しますね。
「出ればよかった」と。
何かが降りてきてる人が毎回増えていくのが楽しいです。
普段大人しいのに歌を通して思い切り吐き出す事ができたり、上手く音楽、歌を自分の糧にしている人たちがたくさんいた気がします。
毎回素晴らしい歌や演奏、それをサポートしてくださる多くの皆さまに感謝します!
「この金メダルは自分だけのものではないんだなと思った」
と柔道金メダリストの方が言っているのを今朝TVで見ていて
人はそれに尽きるなと思いました。
歌も音楽も、日曜日のあの空間で起きた事や心が震えた事もそうだなと思います。
素晴らしい生徒さん、サポートしてくださる方々に出逢え、それぞれの懸命で真摯な行動や思いがたくさんの縁や音楽をつないでくれていた事に感謝です。お疲れさまでした!!
本当に素晴らしいイベントだと毎回思います!!
間違いなく毎回「進化」しているのを肌で感じます。
この空間にいた人は皆…「音楽っていいな!」って感じたと思います!!
おつかれさまでした!!
ミューズポートさんのライブに伺わせていただくたび、ピアノの吉野さんのお言葉、その通りだと思います。
私も参加生徒さんに毎回勉強させていただける、素晴らしい時間・空間です。
ありがとうございました。
そして、お疲れさまでしたm(_ _)m
>あいむちゃん
どういたしまして(^○^)
「何かが降りてくる人」、今回は多かったですよ。
後悔先に立たず。次回は出てね。
>haruさん
お疲れ様!
音楽は、本来その人その人によって大きさの違うエレメントだけど、今回はとりわけその大きさを感じましたね!
>hitomiさん
お疲れ様!
8年やっていて、そこから縦糸と横糸が織りなしてゆく音楽っていう織物の偶然の美しさにはいつも驚かされます。またそういうライブが実施できることに痛快さを感じますね。
>ヌッキー竜ちゃん
お疲れ様でした!
そういう風に皆さんに思って頂けることが、とても光栄です!
このクオリティ...コンテンツという意味で使っていますが....これをずっと維持してゆけたらと思います。
>himkoさま
おいで頂きありがとうございました!お気遣いも恐縮です。
光栄なお言葉、ありがとうございます。
画一的な表現でないところに意味があり、何よりも必死に真剣に、時には切実、時には大胆に楽しみことに意味がありますね!