Spring Live 2013を終えて
全部で40名の出演者が43曲を歌ったミューズポートボーカル教室恒例の「Spring Live 2013」が終了しました。
お越し頂いたお客様、出演者の皆さん(僕を含む)、お手伝いしてくれた皆さん、スタッフの皆さん(僕を含む)、ミュージシャンの皆さん、ライブハウスの皆さん、本当にお疲れ様でした。
休む間もなく月曜も上大岡で移転の準備をしておりまして、
今こうやって映像を編集してはエンコしつつ、その合間に記事を書いてます。
今回は画像の撮影の半分と画像チェックをK君に頼んだので、とても助かっています。
さて、唐突ですが僕はボーカル教室の経営っていう仕事を好きでやっています。
「ほかにやりようがなかった」というのもありますが、最初にそれを始めるとき、
「音楽が好きなんだからなんとかなるだろう」と思って始めました。
もちろん大変なことも沢山ありますが、好きでやっている分、その「重荷」みたいなものを軽くしてくれる「何か」が常にそこにはあります。
それは「音楽に満ちた世界」だったり「生徒さんとのコミュニケーション」だったり、そしてライブだったりするわけです。
そのライブの評価に関しては、皆さんが楽しんで眼前で見て下さるとおりですが、こんな話はどうでしょう。
今回たまたま元BMGビクターの方で、初期の山下達郎や角松敏生、そしてビーイングの創成期(かのB’zも!)などをプロモートされてきたYさんが、バンドのマネジメント担当として来られていました。
この方、リハーサルの最初から来られて、終演まで見届けられました。
途中ガコに「出演者の方ですか?」と話しかけられつつ.....
このYさんが、打ち上げの席でこんな風に感想をおっしゃって下さいました。
「とても面白かった。楽しませてもらいました。プロとはまた違う真剣さがとてもよかったです。とても勉強になりました」
この言葉には、教室が「やりたいこと」がとても集約されていると思うのです。
さて、今回僕はAブロックのトリにあえてココちゃんを起用しました。
今の彼ならば、何か「やらかしてくれる」と思ったからです。
ココちゃんには「B’zが大好きならば、イナバになりきろう。そしてやさぐれようね」と言ったキリです。
彼はやっぱりやってくれました。
(やっぱり参加することに意義があるわけで、管理人もおっさん二人ユニット「Pocopens」で出演してみました。Tom Waitsの「Ol’55」とBeatlesの「Back In The U.S.S.R」をプレイ)
野澤めぐみちゃんをBブロックのトリにしたのは、「ポラリス」を大勢の人に聞いて欲しかったから。
屏風ヶ浦のUda2 Cafeでこの曲を聞いた時、僕は思わずめぐみちゃんに「この曲は”降りてきた”でしょう?」と尋ねたぐらいです。
何か尋常じゃない音楽のバックグラウンドの中で、フッと沸いてきた彼女の「力」を感じたからでした。
ガコを大トリにしたのも、ココちゃん同様に何か「やらかしてくれる」と思ったからです。
「ガコならやってくれる」とも思いました。あのステージのガコは何かが降りてきているように素敵でした。
そんな風に、音楽っていつでも偶然の化学反応が1足す1を3にも4にもします。
これだけ様々な「元素」が揃っている発表会も珍しいし、だからこそ見ていて楽しいのだと思います。
嫌いなことを嫌々やるよりは、それはぜんぜんいい。だからやっています。
やっているうちに230名の大きな教室になったし、Block Aの動画エンコードも終ったようです。
ディスカッション
コメント一覧
今回のSpring Liveもとても思い出深いものとなりました。
歌っているときが一番その方の心が見えるような気がして、何度もウルっとしていました。
歌っている時はどんな人でも心を素直にOpenに出来ることが凄いです。
だから私も歌を続けているんだなと改めて感じました。
Pocopensもシブくカッコ良かったです。
たくさんの感動は綴りきれないですが、音楽を愛する生徒さんやバンドさんに囲まれ、お手伝いまで快く引き受けて下さり感謝です。
Blu-ray編集もありがとうございます。
お疲れ様でした!
音楽を皆でつないでつないで、笑顔で終われて本当に良かったです。
関わって下さった全ての方へ感謝です。
>noriちゃん
お疲れ様でした。今回も心の残るライブでしたね。
おっしゃるとおりでステージで改めてその人を再発見できるというのはあります(踊るしらを含めて)。へぇ~こんなキャラだったんだ、というようにね。それが面白くてこのシゴトやっているのでしょうね。
hitomiさん
お疲れ様でした!
最後の打ち上げで新たにつながりができたりして、本当に良かったと思います。Noriちゃんが書いているように、音楽はその人の「素」を出してくれるからなんでしょうね。