11//17 Winter Live 2013
ボーカルスクール経営者たるもの「音楽とは何か?」という命題に答えられなきゃいけないと思っています。
多分その答は無数にあるでしょう。僕自身もいくつか答えを持っています。
でも、僕自身は目に見える形でわかりやすく説明できるものをひとつ持っています。
それは「ミューズポートの定期ライブである」と。
そこには音楽の芳醇な幅があって、真剣に対峙する姿があって、音楽の楽しさに満ち溢れています。
日曜日そんな定期ライブとして通算28回目となる「Winter Live 2013」が無事終わりました。
今回はAブロック15曲、Bブロック11曲、Cブロック14曲、合計40曲が歌われたのですが、その一曲一曲はまるで宝石箱をひっくり返したかのように様々な輝きを持っていました。サポートミュージシャンも歌う人も(緊張も含めて)音楽に対する真摯な姿に満ち溢れています。しかも何度見直しても細かいディティールまで楽しめるものです。
な~んて手前味噌な書き方をしてしまいましたが、やはり回を重ねて培ってきたモノがあります。
一方で回を重ねてもうまくゆかない部分もあるわけで、そこが「ライブ(生)」ならではのモノだと思うのです。
まあ、それを何とか克服しようとするのが経験なわけですが。
毎回、生徒さんのステージを見ていて思うことは沢山あります。
「あっ、(前回に比べて)何か掴んだな」と思う時もあれば、
「うわ、(今までと違って)ナニカが下りてきているぞ」って思う時もあります。
「このままだと良くないぞぉ」と心配する時もあれば、
「いつも安定しているなぁ」と思う時もあります。
そういう変化を見ているのが楽しいっていうのもあって、いつも僕はこの日を楽しみに準備しています。
毎回お世話になっているサポートミュージシャンの方々のプレイもいつも楽しみのひとつです。
リハで生徒さんが歌いにくい部分があると、そこのアレンジを本番では変えてわかりやすくプレイしてくれたり、リハで一人のミュージシャンが面白いフレーズを作ると、本番ではそれがユニゾンになってプレイされていたり、さり気ないところに凄い工夫があるんです。今回はとりわけそういうところが面白かった。
そんなことを含めて、今回はとりわけいい音楽イベントになったと思っています。
膨大な画像の山と、リハなどを含めて8時間を超える録画映像。
これと取組みつつ、追体験を楽しみたいと思います。
最後に...参加生徒の皆さん、おいで頂いた皆さん、お手伝い頂いた皆さん、ミュージシャンの皆さん(江川綾さん。佐藤ステディ徹さん、江原秀俊さん、吉野ユウヤさん)、横須賀Angeloのスタッフの皆さん、PAのIkuraさん、そして教室スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした。素晴らしいイベントをありがとうございました< (_ _)>
ディスカッション
コメント一覧
お疲れ様でした!!まさに宝石箱をひっくり返して色とりどりの石が散りばめられたような時間でした。
スタッフ的には反省も沢山ですが、今回も一段と幸せ空間だった気がします。
本当に素晴らしい演奏と、背中を押されて輝くうだ歌声と、笑顔と。参加者の皆さん、ご協力いただいた皆さんに感謝です。有難うございました。
お疲れ様でした。お一人お一人違う魅力でキラキラと本当に宝石のようにとても綺麗でした。今回も一列目の特等席で観させて頂き嬉しかったです。
生徒さん、バンドさん、イクラさん、お店の皆さん、お客様、宗さんや先生方に感謝です。音楽の美しさや感動を共有できたことに感謝です。
hitomiさん
お疲れ様でした。
まあ反省もあるけど、学習もするからここまでのクオリティを維持できるんでしょうなぁ。僕が嬉しいのは誰もが楽しんでプレイしたり歌ったりしてくれること。その集中を何とか持続できればと思いました。40曲制限っていうのも、とてもありだと思います。
norikoさん
お疲れ様でした。
上手い下手じゃなくて、音楽を楽しむ雰囲気、これをずっとキープしてゆきたいね。いよいよ来年のアコラは記念すべき30回。ネクスト・ステージに向けて張り切ってゆきまっしょい。
今回のLiveで一曲目のButter-Flyを歌う人がいると聞いたその日に、Butter-Flyを歌っていた和田光司さんがカムバックをすると聞いて胸が躍りました。しかし一ヶ月間近く仕事連チャンで練習を確保する以上に、自分の体調が悪化の一途を辿り前日は1曲通して歌えないくらいでした。
後で知った事ですが当日熱が38℃あったので見た目以上に薬が効き過ぎて、途中帰ろうかなって思ったのですがButter-Flyを聴いて心の温度を42℃も上げてなんとかその場に立ち止まれました。リハ以上に本番は薬が効いてきたためか、自分の声がぼやっとしか聴こえないしなんか呂律が変だし練習もあんまりしてないし、放火魔になったつもりで歌ってやれと思い歌っていました。放火魔になったのはいいものの、歌詞という点火する家を間違えてしまいやってしまったなぁと自分は歌い終わりました。次に歌うことがあるなら、ちゃんと練習して万全の体調で望みたいなぁと思います(笑)
そして撮影に使ったカメラも前日に買ったため操作方法が分らないまま当日に望みましたが、私はただボタンを押すだけで後はステージの上がった人達の真っ直ぐな眼差しだけで写真が完成しました。歌詞を間違ったりした瞬間、戸惑った瞳になったりしますが皆さん終止輝いた眼をされていたと思います。皆さん心の底から大好きな歌を一途に歌っているというのが、全ての人の瞳から伝わってきました。瞳と声は嘘をつかない。
>ケンモツ君
お疲れ様でした!
Butter-Flyはオープニングにとてもいい曲なので、彼をトップバッターに選びました。そして、あのドライブ感が今回のライブ全体の空気を作ってくれたと思います。
体調悪かったことは後で聞きましたが、そうは思えない力の入ったステージだったし、写真の方もいいものが撮れていたので、ずいぶん使わせて頂きました。ありがとうございました。感性であれだけ撮影できたら、素晴らしいと思いますよ。
和田光司さん話も出たので、ネタバレしますが、ミュージシャン役のバンマスとして、最初から最後まで立ち会って下さった初老の紳士の方を覚えていますか?
あの方は元々レコード会社の制作現場におりまして、偶然にもButter-Flyの制作を担当された張本人なのであります!前回その話を伺って、たまたま偶然今回がそうだった、というわけです。永年プロの現場にいらっしゃりながらも、「面白い!」とおっしゃって、ミューポのライブをとても愛してくださっています。
以前お話を聞いていたのであの方かぁと、Butter-Flyを歌った彼と話していました。彼とも話をしていて、Butter-Flyは「凄い」「何度聴いても、何度歌っても飽きない」「イントロがかかった瞬間にテンションがMAX」という同じような事を繰り返し話していました(笑)
和田さんのLiveでも感じた事ですが、あの曲は何時聴いても色あせない素晴らしい曲です。1999年に歌われて今の今までジョイサウンドのランキングから姿を消す事なく歌われ続け、今では1999年の歌でもっとも歌われている曲になっています。宇多田ヒカルだってGLAYだって達成出来ていない、時代に流されず歌われ続けるという偉業を達成しています。エヴァンゲリオンや他の大ヒットアニメのように社会的な人気を獲得したアニメでないのに歌われる続ける理由は、正しくあの歌に力があるからだと思います。セールスは作ろうと思えば作れるものかもしれませんが、歌われる続ける歌というのは本当にパワーがあるんだなぁと実感しています。
そんな僕らの熱き時代にDreamを与えてくれた作品を作ってくれた人の一人が、面白いと言い愛してくれているのは凄く嬉しいです。病院にお世話になっていた時も、あの歌が未来を切り開いてくれる曲の一つでした。
以上、長々とすみませんでした(笑)
ライブお疲れさまでした!
熱気がプンプン伝わって来ました。
来年のアコラは30回目なんですね!!
どんなライブになるか楽しみです!!
ひとまず皆様お疲れ様でしたm(_ _)m
>ケンモツ君
1999年は「だんご三兄弟」と宇多田が最高のセールスを打ち立てた年でした。「Butter-Fly」は割と地味に堅調にぼちぼち売れていたという記憶があります。それが今では最も歌われている曲なんですね。
この言葉、あの方にお伝えしたら、本当に喜んでくれると思います。多分、また発表会においでになることもあると思うので、ぜひ話かけてみてください。
>haruさん
計算が間違ってなければ間違いなく来年のアコラが記念すべき30回目となります。何か変わったことできるといいですね!