ラム☆コーク at 吉野町「こびとさん」
この世界の片隅で音楽で生きるっていうことは決して悪い事じゃないです。13年目の節目になおさらそれを思います。
だって『The Who』を聞いているかと思えば、SHOWROOMで『ポニカロード』や『ついん☆ぷりゅむ』に星を投げ、なんともアンダーグラウンド的な空気をかもし出している吉野町こびとさんへ『ラム☆コーク』を聞きに行く。そうした一連の行動を脈絡なく行える自分がいますから。
こびとさんにたどりつくと、ちょうど『イリオモテヤマネコ』のステージが始まったところ。
そうそう、覚えています。彼らを見るのは「音小屋」以来2年ぶりかな。「混沌からの秩序」というやつで、アンビエントな音楽世界からじわりじわりとテンションを高めていって、いきなり突破してゆく。
初期シド・バレット時代のピンク・フロイドが好きな人なら、何か感じるトコロのあるバンド。
トリオ編成の『ラムコーク』は久しぶり(今回は「タイムマシーン」のドラムさん参加)。オリジナルのロックで攻めてきます(カバーは「ランブル」とガンズの2曲)。相変わらず「MCなし」という「愛想」がないラムコークですが、これは彼らのスタイル。ていうか実はシャイすぎるんでしょう。今日のノブさんはなぜかノリノリだったなぁ~。ボーカルも凄いよく出ていました。
普段、ライブ行く前に出演者をチェックすることが多いのですが、今日はなぜかノーチェックで行ったんです。そしたらラストがサプライズでした。
なんとスパイダースの「ノーノー・ボーイ」からスタート。バンド名をみたらまんまの『ノーノー・ボーイ』でした。
他にも『恋をしようよジェニー』とか『好きさ好きさ好きさ』『トンネル天国』とか…..つまりGSのカバーバンドなんですが、まんまのカバーじゃないんです。何かガレージパンク臭さを感じるんですよね。ある意味オルタナ的だから、同行したJUST君(もちろんGSを知らない世代)が「カッコイイ」と呟くし、お店のイッチャッている雰囲気に何故かマッチするGSでした。
ライブ後に、熱く語り合ってしまった私でした。
(そうそう、ライブ後に「ライオンズの『すてきなエルザ』とかもプレイするんですか?」と尋ねたら「5月のライブではやりますよ」だそうです)
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