ポニカロード初のワンマン at YOKOHAMA O-Site
横浜馬車道発アイドル「ポニカロード」の初のワンマンライブ、素晴らしかったです。
姉御肌、親分肌なのにかわいいキャラも両立させてしまうリーダーの「あんちゃん」
おっとりと事態も見守りながらも、本質を見抜いている「のんたん」
何かそういうことを超越してしまっている宇宙的存在なんだけど、実はしっかり者の「あかりん」
この三人のバランスが絶妙で、そこから生まれる歌&ダンス&笑い&涙。2時間30分という時間が実に素晴らしいものでした。
彼女たちのステージングはもちろんだったたけど、温かいファンの方々の応援による一体感にも感動。あれだけの紙吹雪、あれだけのペンライト、掛け声を書いたスケッチブック、そしてファン一同による花、旗、オリジナルTシャツ。そういう「想い」の数々を持ち寄って、ポニカたちの「想い」とのコールアンドレスポンス。何もかもが一体となった光景に心を揺さぶられました。
「美しいもの」って美術館とか探さなくても、こういう所にあるんだよなぁ~
(ファン一同からのお花)
MCであんちゃんが言ってた。
「何度あきらめようと思ったかわからない。でもあきらめなくてよかった」
本当にそうだと思います。
「自分はシンガーソングライターです」「歌手です」「アイドルです」と宣言した時から誰でもシンガーソングライターにも歌手にもアイドルにもなっているのだと僕は思っています。だってこれらにはゴール地点がない。だとすれば作れるのはスタート地点だけなわけですから。後はそれを回りがそうと認めてくれる所、応援してくれる所まで、自分が宣言した「道」を切り開いて進んでゆくかどうかだと思うんです。進めば進むほど道ができます。その道は人が見ればとても美しいものに見えるはずです。
「姉御」「おっとり」「宇宙」の素晴らしい所は、性格こそ違うものの「進んできた」ということだと思います。
道草もしただろうし、回り道もしたかもしれません。だけど進んだからこそ道が鮮やかに浮かび上がって、その道を美しいと思った事務所とファンに恵まれたわけです。応援を得ることができたのです。ワンマンというひとつの大きな通過点を通ることができたわけです。
レッスンの関係で会場に遅れてきたかんな先生は、僕以上に感無量だったことでしょう。
今から7年前....2009年の「Y150」の時のことです。彼女は会場で行われたある舞台の演出を担当したのですが、その中でスタート地点に立ったばかりの子たちにダンスの指導をしたことがあります。そこに駆け出しの二人....のんたんとあかりん...がいました。今でも自分の定めた道を進んでいたお蔭で教室で偶然の再会を果たし、こういう形で3人の晴れ舞台を見れる事になったのです。
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