Winter Live 2015

ライブレポ

11月8日朝のこと、ライブリハーサル前の時間。
ライブDVD用の素材として「横須賀らしい風景」を撮影しようと思い、辿り着いたのが横須賀米軍基地でした。

何しろ雨が降っていました。
車をパッと停めるとササっと飛び出して基地のゲートを2~3枚撮影。
サッと車に戻って、そのまま発車したわけです。ゲートまでの距離は100m程度あったのではないかと思います。

ところが先ほど撮影した画像を見て、おかしなことに気づきました。
門衛の一人は片手を挙げています。何か合図を送っているようにも見えます。
そしてもう一人が問題なのです。両手を頭の上でクロスさせているのです。
「もしや...」と思って恐る恐るGoogle先生にお伺いを立てて、恐るべきことを知りました。
どうも米軍基地のゲート付近は撮影禁止なんだそうです。
何しろ急ぎでの撮影、しかも離れた場所をファインダー越しにしか見ていないので、こうした門衛の動きには全く気づかなかったわけです。
いやはや、神奈川には人生の半分以上住んでいるつもりですが、これは知らなかったぞ(;^ω^)
横須賀
さて、そんな撮影の後、リハーサルがあって...15時15分開演となった「Winter Live 2015」。
こちらの方は無事終えることができました。
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39名の生徒による39曲+1曲(ピアニスト吉野ユウヤ氏の「Deep Dive」)の表現、お楽しみ頂けたと思います。

参加された皆さん、雨の中おいで頂いた皆さん、お手伝い頂いた皆さん、ミュージシャンの皆さん(佐藤ステディ徹さん、平野正己さん、吉野ユウヤさん、高健太郎さん)、横須賀Angeloのスタッフの皆さん、PAのIkuraさん、そして教室スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした。
おかげで素晴らしいイベントとなりました< (_ _)>

ステージで歌うっていうことは、誰だって最初は勇気の要ることです。
それは自分を覆っている「殻(から)」みたいなもので、それを自分で打ち破る所から始まって、回を重ねる毎にどんどん成長してゆく。恐ろしく成長してゆくんです。
我々スタッフはその「殻」をうまく破ってくれるよう、どんどん成長して行けるように出演者をサポートし、時にはプロデュースしているわけです。
どうせ「殻」を破るならば、カラオケよりも生演奏のバンドのような非日常的な音の方がよいし、カラオケの場合でも400人収容の大ホールのような非日常的な空間の方が破り甲斐があるわけです。一方こちらも殻を破れるように伸び伸びと表現できる空気作りが大切です。

いっぽう、出演し慣れたはずの方にとっても、そこは刺激となる場所となり得ます。フェス系ライブでもあり得ない多岐に富んだジャンルと出演者の顔ぶれにはいつも新しい発見と感動があります。これは私が勝手に言っているのではなく、演奏されているミュージシャンが「とても刺激になる」とおっしゃってますし、歴戦の兵(つわもの)といえる生徒さんもそう仰って下さるんです。

今回もそんな事を噛みしめることのできる、濃い素敵な時間でした。
そうそう、私も生徒ですから参加費払って一曲出演。
The KinksのSunny Afternoonを「およげたいやきくん」バージョンでプレイしてきました。

まだまだ書き足りないことはありますが、やはり気になるのは米軍基地のゲートを撮影してしまった件です。
何しろ私は突然車で乗り付けてサッと撮影し、すぐに立ち去ったわけです。怪しい怪しい。
どうせ監視カメラでナンバーも控えられていることでしょう。近日中に警察が玄関に立つかもしれません。
多分「Googleのストリートビューにはしっかり写っていますよ」というのは言い訳にならないでしょう。

しばしのお別れになるまでの間、私はDVDの編集を頑張りたいと思います。

ライブレポ