Spring Live 2017
「Spring Live 2017」を終えて教室に機材を運びこみ、さあ車で帰ろうとしたら「バサバサバサ!」と大きな音がしました。
鎌倉街道の対向車線をみて驚きました。
膨大な量の「たまごパック」が散乱しているるのです。どうもトラックの荷台から崩れおちた模様です。
たまたま私の車の20mほど先に信号待ちしているパトカーがいたのですが、どうも事態に気づいていない様子。
手を振っても気づかないので、駆け寄って伝えました。
「対向車線にたまごパックが散乱していますよ」
いくつかやりとりがあったのですが、省略。
とにかくパトカーは駅前交差点でUターンして、車線規制をし始めたので、疲れていた我々スタッフも帰途へ。
帰り道、しみじみ思いました。
「落ちたのが"たまごパック"で良かった。こっちは今日のライブ中にミサイルが飛んでくるんじゃないかと内心ヒヤヒヤだったんだぜ」。
緊迫する北朝鮮の情勢、15日と16日あたりが最初の大きい山だと思っていたし、現にこの日の早朝「北朝鮮がミサイル発射失敗」という速報も入っていたからです。
そんな状況で開催されることになった「Spring Live 2017」、バンドの演奏と弾き語りで42曲が歌われたわけですが、改めて「音楽ってナマモノなんだなぁ~」と実感できるいいイベントとなりました。誰かがはっちゃければ、誰かもはっちゃける。その不思議な化学反応がお見事でした。
それだけではありません。思わぬ生徒さんが「化ける」…いや「成長する」。それが刺激になって更に相乗効果を生んでゆく….だからこそ面白くて見ごたえのあるイベントになったのでしょう。
5時間の長丁場で歌われた42曲はそれぞれが完結したストーリーではありません。複雑に繋がった一つのストーリーだと実感できたイベントでしたので、最後の挨拶でこんな話をさせて頂きました。
「カラオケで高得点を目指す番組がありますよね。私は下らないと思っているんです。こういう生バンドによるライブならではの面白さはない。しかも1曲1曲が完結していて決してつながったストーリーにはならないからです。そもそもカラオケ機械のフォーマットに番組制作側が追従しているという点で番組作りとしてアウトだと思うんです。話は脱線しましたが、我々は自由に歌って個性を出して欲しいからこそ、生バンドでライブを行っているわけです」
改めてこの場を借りてお礼申し上げます。
「Spring Live 2017」というひとつのストーリーに参加された皆さん、お手伝い頂いた皆さん、ミュージシャンの方々、日ノ出町シャノアールの皆様、そしておいで頂いたお客様、色々な所で関りを持って下さった皆様、本当にありがとうございましたm(__)m
たまごパックじゃないですが、これからも「音楽はナマモノだ」という考えを大切にしてゆきたいと思います。
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